めんそ〜れ沖縄、そして離島たち 2

2−3:民宿モンスーン

西表島には2泊しました。
お世話になった民宿は「モンスーン」さんです。
この赤い看板が目印。この先の道は舗装されていません。

 

1階のみで横に長い造り、広い庭があります。
いかにも南国という感じ。
私の想像する南の島の生活という雰囲気バンバンです。
部屋もシンプルで、風通しがよく涼しい。
宿には沢山のヤモリが住み着いていて、
私ゃ天井や壁を見上げては喜んでました。
捕まえられなかったけど。

 

そして庭の片隅にこれ、ハンモック。
いや〜子供のころ憧れました。
実際に乗ってみて、ゆらゆらと揺れてみると、
想像した通りに、とても気持ちのいいものです。
屋根の隙間から光が差し込み、足元に目をやれば向こうは海。
この年齢になって憧れのハンモック初体験です。
たったそれだけのことですが、嬉しかった。
滞在中は何度も乗って揺られてうとうと。今も思い出すと乗りたくなる。

 

この宿では馬を3頭飼っており、申し込みすれば乗馬体験もできます。
日中は日差しも強く暑すぎるので(馬・人間ともに)、私は早朝に申し込みしました。
実は私、馬に乗るのは生まれて初めてです。ポニーとかはあるけど。
鐙に足をよいしょっとかけて鞍に乗ると、想像していたよりもずっと高かった。
気温が高いのに、それでも馬の体温を感じたのにはびっくりでした。

 

とてもきれいにされている馬で、大事にされているためかおとなしいです。
黙って立っているか、食べているか。
この馬の餌も毎日刈りに行くそうで、やはり生き物というのは大変です。
乗馬を一度経験してみたい方、是非どうぞ。
シュノーケリングなどのオプショナルツアーも多く手掛けていますので、
宿泊だけでなく、色々な経験ができます。お勧めです。

 

2−4:由布島

由布島は西表島のすぐ横にある、ほぼ陸続きの小さな島です。
「ほぼ」と書いたのは、一応島と島の間には水があるから。
しかし、時間によっては膝くらいまでしか水が来ないので、
歩いて渡ることもできるのです。
でもここに来たからには、やはり牛車に乗らなきゃね。

 

入島料は、渡し場の近くにあるここで払います。
入島料?そう、島へ行くのにお金がいるのであって、
牛車に乗っても歩いて行っても、料金は変わりません。
料金には、由布島での1杯のジュース分のお金が含まれています。

 

ここが牛車の乗り場です。沢山スタンバイしてます。
牛の引っ張る車両は、10人近く乗れる大きさ。
牛は力が強いし体重もあるから、それだけ乗っても引けるのでしょうね。

 

引っ張ってくれる水牛は、こんな感じのおとなしそうな牛でした。
角がとても立派です。
日のあたる場所にいると暑いらしく、いつも日陰を探しています。

 

で、このようにして浅い海を渡って行きます。
ああ、これぞ沖縄!私が子供の頃に頭に思い描いた沖縄です。
どこまでも美しい海が広がり、まぶしい日が照りつけて、
その下で牛車を操るおじさんがいて…。
この牛車に私は乗っていませんが、ほぼ満員ですね。
がんばれ、水牛!

 

自分が乗っている牛車からは、このような景色が見えます。
水牛はしっぽを振り振り、ゆっくりと進んでいきます。

私は行きも帰りも牛車に乗りました。
そしてその両方で、水牛は途中で止まって排尿・排便しました…。
これを見ちゃうと、やはり徒歩で行くのは危険かと。
大丈夫でしょうが、気分的にちょっと、ね。

 

牛の排泄さえ気にしなければ、十分歩いて渡れます。
だってこのように、車だって海の中渡っていきますから。
場所によっては深いところもあるので、
歩いて行く方は、くれぐれも気をつけて。

 

さて由布島に着くと、このような池があります。
何やら動いているので、近づいてみると…

 

このように非番の水牛が水に浸かっていたのでした。
水牛は体温が40度くらいあるのですが、汗をかきません。
それで水に入って、体温を下げる必要があるのです。
沢山入ってましたよ。
私たちを運んでくれた水牛ちゃんも、後で水浴びするのでしょうね。

 

私はこの後、船に乗って第3の目的地である石垣島へ渡りました。
西表島には、たった2泊。与那国まで合わせても、3日しかたっていません。
とても密度の濃い旅行をしているように感じました。
そして石垣島へ行って、その思いはますます強くなりました。
次は石垣島に4泊です。

 

めんそ〜れ沖縄 そして離島たち
与那国島
2−1・2 西表島バラス島・鳩間島・シュノーケリング
2−3・4 西表島民宿モンスーン・由布島
3−1 石垣島体験ダイビング
3−2・3・4 石垣島パナリ島・ナイトカヤック・青の洞窟
4−1・2 美ら海水族館とパイナップルパーク
4−3 ゆいレールと牧志公設市場

 

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