2007年10月

 


 2007/10/29(月)          ハロウィンは根付かない
先日ある場所で、奇妙な格好をした一団を見かけた。若い人ばかりで、何やら仮装めいた格好をしている。おそらくハロウィンなのだろう。
一昨日も山手線で、ハロウィンを理由にばか騒ぎをした連中がいたな。網棚の上に乗ってみたり蛍光灯を外してみたりホームを裸で駆け回ってみたり、好き勝手なことをやっていた。さっさと警察も逮捕しちまえばよかったのに。
どうもここ数年、ハロウィンを無理やり流行らせようとしている力を感じるが、これも○通さんですかね。はっきり言いますが、日本にハロウィンは根付きません。ああいうものが好きな人はごく一部。しかも相当少ない。そこに加えて今年のこの電車での大騒ぎで、余計に印象は悪くなった。
でもクリスマスはすっかり根付いたじゃないか!という人もいるだろうが、全然時期的な条件が違うからね。クリスマスが日本で見事に定着した理由の一つは、その後にお正月が控えているということ。それから、年末のボーナスが出た後なので、散財しやすいということ。どちらも日本に特有の条件であって、それがなければクリスマスだってここまで定着しやしないよ。
しかも宗教独特のあの荘厳さも感じられないし。かぼちゃと聞けば冬至とほうとうを思い浮かべる人のほうが多いうちは、まだまだだと思います。

2007/10/28(日)          雑巾てんこもり
台風一過で、見事な青空が広がった。洗濯物も、よく乾いた。よかった、よかった。

久しぶりにミシンを出す。薄くなりすぎてしまったタオルを雑巾にしなければと思いつつ、なかなかできずにいたんだが、ようやく今日まとめて縫った。山ほど縫った。大変、これだけの雑巾をしっかり使うような、ハードな掃除をしなければ・・・。
旅行によく出かけるんで、旅館のタオルがとにかくたまるんだよね。どれもこれも、ぼろぼろになるまで使わせていただいてますです。おかげさまでタオルは一生分ある。もしかしたら二生分あるかも。
特に自分はやたら物もちがいいんで、衣類でも何でも長く使う。たとえば、20年以上着ている服がたくさんある(笑)。タオルも当然長く使うんで、スタンバイしているタオルが日の目を見るのはいつになることやら。
「ああ、この宿行ったなあ」なんて、数年たってからタオルを下した時に、しみじみとしたりするんである。これもまたいいものです。

2007/10/27(土)          時季外れの台風
もうすぐ11月だというのに、こんな時期に台風が発生するなんて。日中は結構な雨と風で、家に閉じこもっていた。
でも夜になったら雨も小ぶりになったので、元気に銭湯へと出かけて、ゆったりと体を休めてきました。さすが台風の影響か、がらがらだったなあ。無理もないか。
明日は台風一過で、晴れるのかな。洗濯したいから、出来れば晴れてくれないかな。

そういや、今回の台風でもまた海に繰り出したサーファーがいたらしい。行方不明で、今捜索しているということだ。
残酷なようだけど、台風の日にわざわ海に出て行くサーファーは、放っておいたらどうか。農家の老人が田圃の様子を見に行くのとは、わけが違うだろうが。
台風だってわかっていて出て行ったのだから、リスクは十分に承知しているはずだ。放っておけばよい。
何となく丹沢の中州に取り残された、キャンパーたちを思い出してしまった。

2007/10/26(金)          南セントレア市の教訓を忘れたのか
カタカナ町名誕生へ 宇都宮7町「インターパーク」に
宇都宮市住居表示等審議会が25日開かれ、郊外型ショッピングセンターのある同市砂田町など7町の住居表示を「インターパーク」と変更することなどを盛り込んだ答申を佐藤栄一市長に提出した。来年秋にも表示が変更される見通しで、正式に決まれば県内初のカタカナのみの表記による町名が誕生する。
市によると、答申では同市砂田、中島、東谷、平塚、屋板の5町と西刑部、上横田両町の一部計約120万平方メートルで、インターパーク1丁目から6丁目に分割。地区内にはFDKインターパークや複合映画施設(シネマコンプレックス)、専門店などを有する「インターパーク宇都宮南」があり、近くには北関東自動車道の上三川ICや新国道4号が交差している。利便性の良さから週末には県内外からの買い物客らでにぎわうなど、市内有数の商業集積地として発展している。
また、衣料品専門店「しまむら」も、24日にオープンした施設名を「宇都宮インターパークファッションモール」とするなどインターパークを使った名称が定着してきている。
市は、12月議会に表示変更に伴う条例改正案を上程、議決後に告示を行い区画整理後に伴う換地が終了する来年秋に変更を行う予定。県内では鹿沼市に「流通センター」という住居表示があるものの、カタカナのみの表示は県内初だという。
(10月26日7時50分配信(産経新聞)より引用)

こういう現象ってのは、いわゆるド田舎という地域では何故か見られない。大都市というわけでもなく、かといって1日歩いていても誰とも会わないような田舎でもない、中途半端な場所の現象のように思う。
ド田舎という言葉から連想するのは、のどかな水田風景だったり、寂れた感じの漁村だったりするんだけど、そういう地域というのはむしろ「ド田舎」を売りにしようとする。面白いもので、何もないことが売りとなってしまうことも時としてあるわけで、そういう場所は妙な背伸びをしない。
「インターパーク」って地名にするってのは、はっきり言って失笑ものだろう。カタカナがいけないというのではない。滋賀県のマキノ町なんか、ずっと昔からカタカナ町名だけど、失笑されることはないわけで。大体「インターパーク」って何さ?ここ数年で出来たショッピングモールの名称にすぎないのにそれを町名にして、昔からの歴史のある地名をなくしてしまうなんて。
南セントレア市が、あれほど日本中で笑われたのを忘れてしまったんだろうか。ただし南セントレアの場合は、何というか、堂々と「笑い物」にしてよいという空気がなぜかあった(笑)。Joke Town名古屋ってのも一因だったのかなあ。皆で盛大に笑い物にして、そのせいで思いとどまった。
しかしこの「インターパーク」はどうかなあ。何となく、名古屋のように盛大に笑い飛ばせないものがある。「言わないでおいたほうがいいだろう」「言っちゃいけない」という空気がある。誰も何も言わなければ、このまま名前は通るだろう。
将来このショッピングセンター街が寂れて廃墟となってしまうことがあったら、その時はどうするのだろうか。元の地名に戻すことは、もう出来ないぞ。地元の人が賛成しているのなら他人が文句を言う筋合いはないが。
東京も黒門町とか角筈とか、いい名前がたくさんなくなってしまった。古い地名は、大事にしたほうが良い。地名は、その土地の歴史だ。理由があって、その名前になったのだ。
もっとも山梨の上九一色村のように、忘れたい過去があって地名をなくしてしまうというのは、また違う。捨てざるを得ない状況と、自分で好んで捨てるのとでは全く違う。
簡単に地名を捨ててしまったことを悔いている江戸人は多い。どうか宇都宮の人たちも、よくよく考えて決めてもらいたいものだと思う。

2007/10/24(水)          高級車
スカイラインGT-R新型が出たそうで。本体が800万円くらいというのは、まあそのくらいの車もあるだろうなとは思うんだが、そのメンテナンスの料金を見てたまげた。
定期点検だけで5万円、エンジンオイル交換だけで25000円。タイヤ交換に至っては、なんと46まんえん!!ひえ〜。
年収が5000万円以上の独身男性にターゲットを絞っているらしいが、そんなに買える人いるの?何台売るつもり?
格差が広がって、金持ちがますます肥えたってこと?
当然ハイオクだろうし、燃費はどのくらい?なんて考えちゃいけないんだろーな。それにしても・・・。

2007/10/23(火)          こんな面白い本があったとは!
山田悠介著「リアル鬼ごっこ」が映画化されるということだ。私は当然ながら読んでいないのだが、「と学会」的な楽しみ方ができる本らしい。
金出して読みたくはないけどなー。図書館にあるとは思えんが、もしあったとして無料で読めても、私は1ページで挫折するような気がします。
でもレビュー読むのがこんなに面白い本は久しぶりかもしれない。 →  
お薦めの感想文ブログ

2007/10/22(月)          豪華さよりも、続けられることのほうが大事な場合もある
自サイトへのアクセスログを時々見ているのだが、最近はフルブラウザの携帯があるせいか、携帯からのアクセスが増えてきている。
そこで、本家と観光局の表紙のページにだけ、QRコードを貼ってみました。あまり役に立つとは思えないけどw

ところで、北海道の「
しみず温泉 フロイデ」というところが、財政難から民間への売却となったそうだが、応募がゼロなんだとか。
私は行っていないんで、どういうところなのかとか、立地条件などはよくわからないけれど、十勝のようだ。
財政難で売却というのはよく聞くが、よくよく記事を読んでみると、さすが北海道だけあって数字のスケールが違う。
まずここは、1995年にできた施設だそうで、利用者のピークは1996年の19万6千人。それから減ってきているというのだが、現在でも年間10万人以上の利用者がいるというのだからびっくり。勿論全部が宿泊者ではなく、日帰り温泉の利用者などもあるだろうが、10万人を365で割ると、270人以上となる。1日270人以上の利用者がありながら、赤字?それって施設が豪華すぎて、維持費が大変ってことでしょうか?
確かにHPを見てみると、料金は安いんだよね。入浴は大人1回400円だけど、1年間のパスポートは21000円。宿泊のコテージは6人用が1泊18000円。一人3000円で宿泊できるので、学生の合宿やサークルなどに利用されているらしい。コテージの予約状況を見ても、結構先まで埋まっている。かなりの人気施設なんである。
公式サイトに、町としての見解が書かれている。それを読むと、やはり維持費や初期投資の減価償却の問題に加えて、「源泉掛流しをスタンダードとする温泉に対する意識の変化に対してのアピール力不足」とあった。つまりは循環ということなんだが、源泉温度が28.8度では循環するしかないではないか。金はかかるけど、しかたなかろう。私は掛流しにこだわらないが、こだわる人はこだわるからな。でもねー、真冬の北海道で加熱しながらの掛流しは、はっきり言って無駄だと思う。メインの浴槽は加熱循環で、小さな源泉浴槽を作れば(1人用の樽風呂でOK)いいのではないか。
こういう施設ってのは、維持費を考慮にいれないと失敗するんだろうな。補助金が出るからと、やたら豪華なものを作りたがるが、その後の維持管理は自分たちで行わなければならないんだから、簡素な施設で十分だ。浴室はそこまで大きくなくてもよい。むしろそのほうが、冬などは冷えなくていいかもしれないし。
ともかく年間10万人以上の利用者のことを考えると、なんとかいい方向に話がまとまるといいなあと思います。

2007/10/21(日)          芸人は芸に生きてほしい
「太田総理」が面白い(この場合の面白いは、interestingではなくfunnyの意)というんで、先日観てみた。う〜ん、この番組をfunnyだと切り捨てて笑えるほど、私は大人ではないし心も広くない。
いつも思うんだけど、お笑い芸人がお笑いではなく、他のことで目立ちたがるというのは、一体なんだろうか。本業を忘れているとしか思えない。
別にお笑い芸人が国を憂いても全く問題はないんだが、自分の本業の領域でそれをやられてしまうと、ちょっと違うんじゃないかという気がしてならない。
これは政治思想のみの問題ではなく、所謂「芸術」という面でもそうで、たとえば品川庄司の品川なんかは、いずれはお笑いとは決別したいと思っているように見える。でも完全にお笑いを忘れて芸術面(こいつの場合は小説家か?)のみに没頭するというのではなく、お声がかかれば鶴太郎のようにテレビにも出て、「やらせればお笑いもできる知的な人」と見られたいのではないか。
いやだなあ。すごく、いやだなあ、そういう人って。好みの問題だが、私は嫌いだ。お笑いはお笑いで、突っ走って欲しい。それがお笑いのプライドってもんではないのか。
先日の太田総理にしても、太田が一体何を言わんとしているのかが、最後までよくわからなかった。他のゲストは多少仕方がないにしても、太田はお笑い芸人であって、しゃべることが本業であるはずなのに、何を言いたいのかが伝わらないんだもん。顔まで真っ赤にしちゃてさ。何そこまで熱くなってんだよ。
ああいう真面目な趣旨の番組にゲストで呼ばれて、きちんとボケをかませる芸人が出ると、本当にほっとする。一服の清涼剤にもなるし、何よりも「本業を忘れていない」「自分の立ち位置をよく心得ている」というのが安心感を与えてくれる。
品川には全く期待していないのだが、爆笑問題は漫才は結構面白いと思うので、あんなくだらないことはやめてお笑いに戻ってもらいたい。面白くない芸人が多すぎるので、お笑いのレベルを上げるためにも、できる人にはお笑いに精進してもらいたいものだ。

2007/10/20(土)          べったら市
今日は普通に起きる予定だったのに、宅配便のピンポ〜ンで目が覚めたら、11時をまわっていた。なんてこったい。
たまっている洗濯物なんかを片づける予定だったのに、すべて狂ってしまった。
まあ昨日までかなり忙しかったんで、仕方がない。
午後になってから、伝馬町の「べったら市」に行ってみることに。
本当は昨日仕事の帰りにでも寄ってみるつもりだったんだが、仕事が予想以上に長くかかったのと雨だったので、今日に繰り下げ。

 

人形町のほうからのんびりと歩いて行った。屋台がたくさん並んでいる。
でも普通の縁日の屋台も多く、べったらの屋台はそれ程多くなかった。

べったら漬けというのは、大根を米麹なんかで甘く漬け込んだもの。沢庵のように、切っていただく。
大根の白さが映える漬物で、甘いんだが塩味もベースにある。漬物だから、当たり前か。
ご飯の友というよりも、お茶うけなんかに向く味だ。明日はこれで茶でも飲むかーと、買って帰る。

 

当然だがべったら漬けは、ビニールに入れて渡してくれる。宅配便のベースもあった。
この店のように、かわいらしい紙袋の用意もあったりする。
でも昔はビニールやポリなんてなかったから、この漬物を持って帰る時にはとてもべたべたしたそうで、
それでべったら漬けという名称になったということだ。

沢山の屋台が出ているが、やはりそれぞれに味が違う。それほど違わないけど、微妙な違いはある。
色々と試食してみて、自分の好みの味を見つけるのも楽しいもんだ。
ちなみにべったら漬けは、1本いくらの店と、グラムいくらの店がある。
どちらも大体1本1000円〜1700円くらいでした。

 

で、べったら市と一緒に、すぐ近くの椙森神社のお祭りも開催中。
神社の前には、たくさんの奉納の提灯が下げられていた。
場所が浜町で明治座なんかもあるので、坂東玉三郎の提灯もあったりする。
この提灯が遠目に見てもとてもきれいでね〜、こういうお祭りとかって無駄だという意見もあるだろうけど、
やはりそれなりにいいもんですよ、うん。
伝統ってのは、大切にしなくちゃいけないなあと、こういうきれいな神社なんかを見ると、思います。
昨日の夜は雨で大変だっただろうけど、今日は晴れてよかったです。

 

その帰りに、浜町の「世界湯」に寄る。
蠣殻町の「木村湯」が9月いっぱいで廃業してしまったので、このあたりの銭湯はこの1軒だけになってしまった。
入口から男湯女湯に分かれていて、番台。立ちシャワーすらなくて、鏡も横に長い1枚のものという、本当に昔ながらの銭湯である。
脱衣所には脱衣籠もたくさんあって、ご近所さんと思われる人たちがいっぱい。良かったなあ、混んでいて。これだけ銭湯の廃業が続くと、混雑している銭湯というのは、本当に安心感を与えてくれるもんだ。
肌にぴりぴりくる熱いお湯で1週間の疲れをとってさっぱりして、体から湯気をたてたままお家に帰りましたとさ。

2007/10/19(金)         ミクと亀田
仕事が結構忙しくて、まあ仕事が忙しいってのはいいことなんだけど、連日くたくたになって帰ってきて、PCやる時間も体力も残っていなかった今週。
ようやく金曜日だ。明日は体力温存日。

今後一体あの一家がどうなるのか、というのが不明な点では、まだ終結したと言えない亀田騒動だけど、なんつーか、複雑な気持ちで見ていた。
あんな親に育てられた子供たちも不憫だけど、あの親も哀れだ。「学がない」ってことは、こんなにも悲しいものなのか。
今の世の中、格差が色々と問題になっているが、本当の格差ってのは金銭的な貧富の差ではなく、人間性と学の問題だと感じる。
いくら金があっても品性下劣な人間は嫌悪感を抱かれるし、尊敬もされない。
口入屋でしこたま儲けている関口なんてのも、ただ単に下品な金持ちというだけであって、ああいう人間に憧れる人というのは、やはりそこまでの人なんだろう。金でしか判断できない、というか。
学ってのは学歴とは違うから、最高学府出てたって学のない人間はいる。亀田史郎は「ボクサーに学は不要」と思っているかもしれないが、そんなことはない。学と職業はイコールではない。学歴は特に不要かもしれないが、学は必要だ。
ま、所詮造られたヒーローだ。電通も無理やりブームを作り上げようとしても無理な時代に入ったのだから、下らん金は使わないほうがいいよ。
昔みたいに人民をコントロールしやすかった時代でさえ成功しなかった例もあるのに、今の時代ではさらに無理がきかない。
伊達杏子なんてかわいくないのは絶対にはやらないと私でもわかるので、初音ミクを潰そうとするのはやめたらどうかね。
でもまあ亀田のことでも懲りずにここまで来てしまったという空気の読めなさからすると、ちょっと無理な注文かもしれないね。

2007/10/15(月)         超人
千日回峰行という行があるが、これの中でも最難関と言われているらしい「堂入り」に、まだ32歳の僧侶が一昨日入ったそうだ。
この「堂入り」とは9日間もの間、食べず飲まず眠らず、ひたすら不動明王の真言を唱え続けるというのだが・・・。
大体この千日回峰行自体が1000日間かかるわけで、その間一日60〜80KM走ったり歩いたりしなければならないという。
行を中止することはできない。中止する時は、自害する決まりになっているらしい。

なんかもう精神力が強い人ってだけでは済まないようなレベルの話だなあ。私には全く信仰心というのはないんだが、それでもこういう人は尊敬できる。
こういう修行に出る人(最もこの修行自体が、選ばれた人しかできないものらしいが)というのは、俗世に未練などないのだろうが、
私のような物欲の塊の俗物には、想像することすらできない精神世界だ。
この精神力は、まさに「超人」だ。どんなものにも動じないのだろうな。何しろ、自分の死にさえ動じないのだろうから。
心が揺れるとしたら、行を達成できない可能性を感じた時だけではないだろうか。

「面倒だから、明日でいいや」と用事を先延ばしにしてばかりいる自分が情けなく感じながらも、
俗物の人間なんて、所詮そんなもんよと自分を慰めたりもしてしまう、そんな秋の夜長。

2007/10/14(日)         また行っちまったよ
昨日に引き続き、今日も日比谷公園の鉄道フェスティバルに行っちまったw
本日が本当の鉄道の日ということで、大宮の「鉄道博物館」も今日オープンなんで、
今日は昨日よりもすいているのでは?と、一縷の望みをかけて、朝から出かけてきた。
しかしそれでも混んでいたー!めげずにpasmoの限定商品の列に並ぶ。
お目当てのパスケースは、私の順番までまわらないかも、と思われたのだが、
残り10個くらいで、ゲットできた!うれしー!
今日はこれを買うために、朝から並んだんだものなあ。並んだ甲斐があったよー。

 

勿論パスケースだけでなく、他のものも買った。
欲しかった卓上カレンダーが残っていたので、嬉しかった。
ストラップも買うつもりでいたんだけど、なんとサービスでもらえて、さらに嬉しかった。
このカレンダー、職場で使おうっと。地味な自分の机の上が、多少は華やかになるかもな。

 

それから、都営交通で昨日もらった絆創膏セットを開けてみたら、
こんなかわいらしい絆創膏だった♪こりゃ、使えねーな。

でねー、夜YAHOOのオークションを見ていたら、鉄道博物館のオープン記念らしい
限定suicaがたくさん出品されているわけですよ。しかも定価以上の値段で。
最初から転売目的で大量に購入した人がいるってことだよね・・・。
こういう限定品を売る時って、一人一並び一つって限定したほうがいいかも。
本当に自分の分だけが欲しくて並んでいる人も、たくさんいるのだから。

2007/10/13(土)         鉄道フェスティバル
明日は鉄道の日。というわけで、日比谷公園で開催されている「鉄道フェスティバル」に行ってきた。
地下鉄で行ったんだけど、内幸町の駅で降りると、それらしい人たちがたくさんいた。
特に鉄オタというのではなくても、「電車が好き」って子供も多いからね、親子連れも多かった。
どんな催し物なのか、事前によくわからなかったけど、とりあえず行ってみようかという軽いノリで出かけたんだが、かなり楽しめた。

 

いや〜すごい人!あっちこっちで列が出来ているんだけど、どれも長さがすごい。
大人も子供もいるけど、やっぱり男性比が高い。
いくら鉄子が増えてきたと言っても、やはり鉄道は男のロマンな部分が多いしね。

会場はというと、JRや私鉄、地下鉄などが、それぞれ露店をやっていると思えば良い。
地方のローカル線などもあって、色々なオリジナルグッズを売っている。
たかがお店というなかれ。ここでしか入手できないものもあるわけですし。
観て回るだけでも楽しいのですが、あまりの人の多さに、
よく見ることすらできないブースもあります。

 

これは都営三田線で実際に使われていたもの。
三田線は駅の改装でもしたのでしょうか、三田線ものが多かった。
きれいなもので、1枚3000円くらい。
汚れや破損があるものは、1000円くらい。
購入している人は結構いたけど、持って帰るのは大変だ。
こういうものって、駅にあるからそれほど大きさを感じないですんでいるけど、
実際に持ってみると、かなり大きいよね。

 

津軽鉄道も出店していた。
数年前、真冬にストーブ列車に乗ったことがあるので、懐かしい。
「津鉄」の半被もかっこいいね。
そろそろ冬、ストーブ列車が走る時期。ああ、また行ってみたいなあ。
やはり一度でも乗ったことのある電車というのは、思い入れがあって、
「ストーブ列車」の文字を見ただけで、その時の列車内の風景を思い出してしまう。

 

私が普段の生活で一番お世話になってるのが都営交通。
というわけで、一番思い入れが強いと言ってもいい。
子供の頃からウン十年にわたって、お世話になってるものなあ。
都営地下鉄グッズで買い損ねたものや、普段は絶対に買えないものなども売っていて、
これぞチャンス!とばかりに色々と買いあさってきました。

 

芝生スペースでは、みんな駅弁を食べながらのんびり。
今日行ってみて思ったのは、来ている人達が礼儀正しいということ。
全体的に大人しくて、列への割り込みなどのマナー違反をする人はいなくて、
とても気持ちよく過ごすことができたのは有難い。
マナー違反をしないっていうのは当たり前のことなんだけど、
最近はそういうのがないがしろにされることが多いような気がするので、
こういうきちっとした人たちを見ていると、とても安心しますよ。

 

これは電車の先頭部分に掲げられる、方向幕というもの。
運転席の上あたりで、行き先を表示しているもんです。
もう今はこれもデジタル表示になってしまった電車も多くて、方向幕は今後どんどん減っていくんだろう。
デジタルというのは確かに便利だけど、こういうものがなくなっていくというのも、また寂しい。
デジタルだと、こういう「もの」が残らないんだよね。

アナログの良さってのを、しみじみと噛みしめてしまう。
所詮、昭和のノスタルジーと言われてしまうんだろうけど、言われてもいい。
昭和という時代を生きることができたことに、今はとても感謝している。

 

さて会場の一隅には、ミニ列車に乗車できるコーナーが。
蒸気機関車なんだけど、今回は子供たちに大人気のトーマス。
実際に蒸気機関を積んでおり、石炭で走る本物のSL。勿論、煙も出る。
近くで見ていたら、石炭特有のいい匂いが漂ってきた。
乗っている大人も子供も楽しそう。
子供の付き合いで乗っているはずの大人も、本当に心から楽しそうなんだよね。
私も青森でミニSL 乗ったから、よくわかるよ。
こういうのって誰でも童心に帰ることができる、魔法の乗り物なのかもしれないね。

 


都営交通のスウォッチ。
欲しかったんだよね、これ。

大井川鉄道のマウスパッド。
マウスパッド必要ないけど使う。

営団の制服のボタンその他。
営団の昔のマークは貴重。

浅草線のダイヤグラム。
今はもう手書きではない。

地下鉄路線図の保温マグ。
先行発売で、早速ゲット。

地下鉄の路線図と乗り換え表。
これが一番嬉しかった!

これは丸ノ内線のダイヤグラム。
朝のラッシュ時のダイヤの過密さは
もう基地外レベル。
というわけで、かなり楽しめますよ。
また明日も行っちゃうかもしれない。

今日は駅弁が売り切れて買えなかったし。
芝生で駅弁、食べたかったよお。

2007/10/12(金)         金木犀
どの季節もそれぞれの良さがあるが、「秋」という季節の良さの一つが食べ物が美味しいこと。そしてもうひとつは、「金木犀が咲くこと」だろうな。
この花は地味に咲いているのだが香りがとにかく強く、その香りで「あ、咲いてるな」と気づく。今、私の住んでいる周辺では、真っ盛り。近くを通ると、うっとりするような香りが漂ってくる。
私の住居の近くには、なぜか匂いの強い植物が多く植えてある。クチナシ、沈丁花、金木犀、銀木犀。嬉しいなあ。
通りすがりに、ふっと匂うというのがいい。以前金木犀のエッセンスとかいうのを嗅いでみたことがあるんだが、あまりの強い匂いに気持ち悪くなってしまった。匂いなんて、「あれ?」と感じるくらいが一番だよねえ。
しばらくはあの香りを楽しめるわけだ。ありがたい、ありがたい。

2007/10/11(木)         何キロ?
商店街を歩いていたら、パン屋さんの店先にこんなものが。
特大アンパン。でけー!
さてこれは何キロでしょうか?ってクイズなんだけど、持ち上げることもできない(触れない)ので、まったく見当がつかない。
アンは重いけど、パンは軽いしなあ。薄皮なんだかパン生地は厚いんだか、まったくわからんもんなあ。
写真に撮るのに、何か大きさを比較するものは・・・と探していたら、携帯で撮影しようとしていたおじさんが、煙草の箱を横に置いてくれた。
おじさん、ナイス!ちなみにパンの左横にある、四角い小さい箱ね。ショートホープです。

2007/10/10(水)         1010ナイト
今日は銭湯の日!というわけで、新宿のロフトプラス1にて「銭湯ナイト」というイベントが行われまして、当然のように行ってまいりましたぜ。
入口にはこのように暖簾がかかり、ステージには小さめの富士山のペンキ絵(最後に希望者に販売していた)が飾られていた。
オリジナルグッズも売っており、Tシャツや銭湯マップ、手拭など。特に手拭は好評だったようで、売り切れてしまったようだ。
私は買えました。早く行っておいて、よかったなあ。素敵な柄の手拭だったよ。

ロフトはサブカル系のイベントで知られているが、そんな場所で銭湯のイベントとは健全だ。
もっとも最近のロフトは、昔に比べて相当一般の人が入りやすいイベントが増えた印象があるが。

 

で、銭湯の研究家で知られる町田忍さん、銭湯のサイトで有名なつかささんなど、
銭湯のマニアだったら知らない人はいないのではという人たちが色々とお話下さるんだが、
昔の銭湯の写真のスライド上映などもあって、楽しかった。
早くに廃業された銭湯は、私は行っていなかったりするので、こういう貴重な写真はありがたい。
でも「入ってみたかったなあ」と残念な気持ちにもなったし、廃業自体も残念なんで、ちょっと複雑。
今後もネットや、こういうイベントを通して、銭湯界が盛り上がってくれることを切に望みますです。

それから、このイベントとは全く関係ないんだけど、ものすごく久し振りに歌舞伎町へ行ったわけですよ。
そうしたら、警備員みたいな襷とか上着とか着せられている人がたくさん街角に立っていたんだけど、
それらがどう見てもホストとかキャバの客引きのようなんですね。
あれは一体なんでしょうか?ものすごく違和感があった。歌舞伎町も、変わったなあと感じたのでした。

2007/10/9(火)          10月14日は鉄道の日だそうです
地下鉄の通路なんかに、ポスターが貼られていて知った。
ま、今は1年365日、必ず「何かの日」になっているから、鉄道の日は当然あってしかるべきだが、なぜこの日かというと、明治5年の10月14日に新橋〜横浜間に鉄道が開通したから。「汽笛一声新橋を〜♪」というやつですね。若い人は、きっと知りませんね、この歌。
で、ミニSL乗車など、楽しそうなイベントが色々と計画されているようですが、ゲストが豊岡真澄と書かれていたw この人は今やグラビアアイドルとしてでなく、鉄子として有名になってしまったけど、もとはと言えばマネージャーの南田さんが鉄オタとして有名になり、そのおこぼれにあずかっている・・・は言いすぎかな、でもそのように見えてしまう。
でもおかげさまで鉄道関係の仕事もたくさん来ているようだし、彼女自身も鉄道が好きになったようだし、今はオタクアイドルも白い目で見られない時代なので、よかったかなーと思います。
*11日1行追記:豊岡真澄さん、結婚決まったそーです。おめでとうございます!
私は特に鉄オタというわけではないんだが、鉄道が好きだという人の気持ちは、何となくわかる。普段通勤でお世話になっているしね。
今はネットという便利なものがあるので、地方の行くことができないような無人駅でも、ネットでその様子を知ることができる。勿論実際に行ってみると違うんだろうけど、画面越しに見ているだけでも楽しいもんだ。

そんな私だが、時刻表の見方がいまだによくわからないというのは、大きな声では言えないが事実。あれは苦手だー。

2007/10/8(月)          昨日の散歩で見つけた
喫茶室「Coffee Corner」。
お役所関係の建物の1階に入っていた。さすがお役所のセンス!!

今日は天気が悪かったので、昨日ほど活発に動き回れず、家でのんびり。
たまにはこういう週末もいいな。

2007/10/7(日)          あてもなく、お散歩
最近は空模様が怪しい日が続いていたんだけど、久しぶりに天気がよかったんで、あてもなく散歩に出かけた。
途中の公園で、区民祭りと子供祭りというのをやっていた。
色々な地方の名産品なんかも売っていて、私は秋田のブースで大好きないぶりがっこを購入。
結構沢山の人でにぎわっていたなあ。

あるブースで「手拭」と書かれていたので購入を申し出ると、もう売れてしまったとのこと。
「江戸東京博物館に行けばあるかも」と聞いたので、そのままぶらぶらと歩いていくことにする。

博物館でお目当てのものが見つからなかったんで、その後すぐ裏にある両国国技館へ行ってみる。
実は私、国技館に入るのは初めてだw 今は場所中ではなくて、子供相撲大会というのをやっていた。
どうやら無料で入場できて、中にも入れるらしい。そうかー、武道館のようなもんだと思えばいいんだな。

そういうわけで、初めて国技館の中へ。おおー、テレビの相撲中継で見た、あの景色が目の前に!

客席って、こうなっていたのね。靴を脱いで、くつろぐようにしてみることができるのは、いいね。
どの席にも栓抜きがこのようについている。
土俵に近い席はどうも油圧で収納できるようになっているらしく、びっくり。
子供たちの試合の様子を見に、家族連れがたくさんでした。

現役力士の取り組みではないものの、近くで見ると、それなりに迫力があるもんだ。
この取り組みは、おそらく中学生くらいだと思う。筋肉質で、体がしっかりしていた。
両者ともいい勝負で、最後に見事に決まった時は、思わず拍手してしまった。
普段は特別相撲に関心はないものの、やはり生で見ると違うなあ。
現役力士だったら、更なる迫力が望めるんだろうな。

 

今日初めて国技館に入って感心したのは、とにかく色遣いがきれいなこと。
真っ赤な席とか、土俵の上にある屋根(正式名称を知らない・・・)についている房とか、
とにかく色のコントラストが鮮やかできれい。浮世絵の派手な色遣いに、通じるものがある。
それに、意外に見やすいものだな、と思った。武道館ほど広くないので、土俵が近い。

最近は色々とあったりする相撲協会だけど、こうやって相撲に取り組んでいる子供もいるわけだし、
しっかりとした対処をして、以前のような人気を盛り返してほしいもんだと、国技館を見て改めて思いましたです。

2007/10/5(金)          蛹
職場の建物をつなぐ連絡通路(屋外)の柱に、こんなものを発見。どうやらアゲハ蝶の蛹らしい。2cmくらいの小さなもので、ここからどの程度の大きさの蝶が出てくるのやら。
そんなことよりも、これから寒くなるというこんな時期に蛹になって、どうするつもりだろ。一部の蝶は越冬したりするらしいけど、こいつもそういう種類なんだろうか。冬場は花だって咲かないだろうに。どうやって食料を調達するのか。
蛹も羽化が近くなると動いたりするようだが、昨日も今日もつついてみたが硬いだけ。ポケモンのコクーンだな。羽化する瞬間を見たいけれど、無理だろうな。羽化したあとも、元気に越冬して春先の温かい時期にまた会えるといいね。

2007/10/3(水)          免許の更新
先日、運転免許の更新に行った。日曜日だったんだけど、いやー混んでた!書類をもらうのに20分、印紙を買うのに20分、さらに写真や視力検査で20分、ってとこかな。気分は昔のロシヤ人だ。
今度発行された免許証は、本籍地が書かれていない。とは言っても、内蔵の非接触チップに、ちゃんと情報は入っているらしいが。
相変わらず犯罪者のように写っている写真が恨めしい。私はここまで悪人面じゃないぞー!

老眼が進みつつあるんでねえ。視力検査は不安だった。いや、普段の生活では矯正視力で支障はないんだけど、数値で出されるとなると、ね。

2007/10/2(火)          ジャムを作りました
旅行に行くと自分へのお土産の一つとして、地産の鮮度の良い野菜などを買って帰ることが多い。今回も色々と購入してきた。
紅玉が売っていた。ああ、もうそんな時期なんだな。去年はうかうかしているうちに、紅玉の季節が終わってしまったんで、今年は忘れないうちに買って帰ることにする。
酸味の多い紅玉でないと、ジャムはうまくいかんので、早速ジャムに加工。試食。んまい!
これで数か月分のジャムはOK。やっぱり自分で作ったものは愛着があるんで、余計に美味しく感じるものだ。

 

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