2007年11月

 


2007/11/25(日)         マスク
寒くなってきた。マスクの季節だ。電車に乗っていると、あちこちからごほんごほんという咳の音が聞こえる。怖い。
今年はインフルエンザの流行りも相当らしいので(予測)、マスクしておくに越したことはない。
冬場にマスクをするようになったのは去年からなんだけど、最近のマスクは息が苦しくないし、耳にひっかける部分も痛くなりにくくなってる。有難い。たかがマスクといえど、進歩しているんだね。
立体構造になっていて、口や鼻の前面に空間ができるので、呼吸がとても楽。しかも温かく湿った空気がマスクでシャットされるので、鼻の粘膜が乾燥しなくていい。鼻呼吸なんだけど、真冬は空気が冷たいうえに乾燥しているので、鼻が痛くてしかたなかった。口呼吸にすると、すぐに喉が渇くし。
色々な意味で、マスクは楽だ。空気の乾燥がおさまるまで、しばらくお世話になります。

2007/11/24(土)         需要からして、日本の発明なんだろうな
昨日の日記が長くなってしまったんで書かなかったんだが、昨日日中にあるものを見て、大変驚かされた。それがこれ「ご飯盛り付け機」だ!
ウォーキング大会が終わってからある場所へ用があって移動したんだけど、お腹がすいたんだがどこも食べるところがなくて、カウンターだけのガストである「クイックレストラン・ガスト」に入った。コの字形のカウンターのすみっこに座って待っていたんだが、目の前にその機械があったわけ。アルバイトのお姉さんがその機械の下にどんぶりを置いて上のボタンを押すと、下からボトボトとご飯が落ちてくるではないか!あまりの光景に、水を飲む手が止まったね。地方のシティホテルで、ボタンを押すと味噌汁が出てくる「味噌汁サーバー」なるものを見た時もびっくりしたもんだが、今回のはもっと驚いた。こんな機械があるのか!と唸ってしまった。
当然自分の注文したご飯も、その方法でよそわれるわけで、食べてみたんだけど、ちゃんとほぐれていた。う〜ん、あの機械の中は、どうなっているのだろうか?
羽のようなものでかき回していたら、当然お米は糊になってしまうだろうし、中で釜が回転しているんだろうか。ボタンには大盛りとか普通盛りとかあるらしいが、機械だからきっちりと量を測ってくれるのだろう。あわててひっくり返したりするロスも少なくなるだろうし、とにかく色々な点で( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェーだった。
世の中は進歩しているんですなあ。

2007/11/23(金)         ウォーキング大会と酉の市
今日はお天気も良かったので、申込していたpasmo協議会主催の「皇居ぐるっとウォーク」に参加。このような数時間で終わるウォーキング大会は、この季節は頻繁に計画されていて、そのうちの一つ。先週は営団地下鉄のウォーキング大会があった。
今回のコースは日比谷公園を出て銀座を抜けて、勝鬨から豊洲方面、日本橋を通り、日比谷公園に帰ってくるというもの。「皇居ぐるっとウォーク」なのに、皇居を一周しないんであるが、まあ細かいことは置いておいて。
皇居の銀杏も黄色く色づき、ギンナンも落ちていて秋を感じさせてくれた。

 

とにかくすごい人数が歩くんで、銀座の4丁目の交差点付近などでは、結構な混雑で。
他の人たちは「いったい何?」と思ったことだろう。
これでプラカード持ったりシュプレヒコールあげてたりしたら、かなり大規模なデモ行進w

4丁目過ぎればかなり人は少なくなるので、歩きやすくなった。

 

勝鬨橋の上から、佃島が見える。そこに水上バスがやってくる。うっとりする風景。
こういう光景を嫌う人もいるけれど、私はとても好きだ。
私が子供の頃と、東京はかなり変わったけれど、昔の東京も今の東京もどちらも好きだ。
古き良き路地裏のような場所がなくなっていくのは寂しくもあるのだが、
だからといって現在の東京を否定する気にはなれない。
この佃島の眺めも歴史は浅いが、私には十分馴染みの深い光景となってきている。

 

長く住んでいるとはいえ、歩いて通ったことのない場所はたくさんある。
勝鬨橋もその一つ。車やバスでしか通ったことがなかった。
今回初めて徒歩で渡って気づいたんだが、歩行者用の信号があったんだねえ。
昔、勝鬨橋が上がっていた頃に現役だったんでしょう。
勿論使われてはいないものの、今でも外されずに残っています。

 

そんな風に歩いて2時間ほどで、再び日比谷公園に到着!
私の前を歩いていたおじいさんが「1万歩くらいだ」と万歩計を見て言っていた。
参加賞はpasmoのハンドタオルとストラップ。オリジナルグッズってのは、嬉しいな。
天気が良くてよかったなあ。雨だったら、やっぱり参加しなかったと思うものな。
普段車や公共交通機関でしか通過しない場所というのを歩いてみるのも、なかなか楽しいもの。
今度は滅多に行かない場所を含めて、自分でコースを作ってみよう。

 

ウォーキング大会が終わって、さて帰ろうかと思っていたところ、
駅のポスターで、
浅草の酉の市が今日だと知る。二の酉らしい。
時間もあるし、たまには行ってみるか!と千束の鷲神社にGo。
詳細はリンク先を見ていただくとわかるが、鷲神社と長国寺というのが隣あっている。
そこでひらかれているのだが、いやー行ってみて驚いた!半端じゃない人、人、人!
でもここでめげては熊手が拝めんので、頑張ってその人ごみの中に行ってみました。

 

どーです、この人の波。お正月の明治神宮のようです。
警察も出ていたけど、これだけの人だから、何かあったら大変だからね。警備も当然か。
これは全部鷲神社に向かう人です。
なんか年末のそわそわした感じが出ていて、混雑してはいるものの、
眺めているだけで気分がよくなりました。不思議なもんです。

 

中に入ると、もうそこら中が熊手だらけ。勿論派手に美しく飾り立ててあります。
電球の明かりにライトアップされて、余計にきれいに見える。
小さな卓上のものから、とても持って帰れないような巨大なものまで。
時々どこからか、商談が決まった時の手締めが聞こえてきて、
なんだかこちらまでニコニコしてしまう、不思議な空間。

 

江戸時代の熊手は、こんなにシンプルなものだったとか。
今のように豪華な熊手はいつ頃からなのかわかりませんが、
やはり豊かになってきてからのことなんだろうな。

 

自分が熊手を買う予定がなくても、見ているだけでも楽しいので、
来年もまた来てみようかと思ったりする。
私は江戸っ子なんで、こういう粋なものは大好きなんだが、
人混みがなにせ苦手でね・・・。
そのせいでお祭り全般が苦手なほうなんだけど、最近は少し改善されてきた。
人混みリハビリを兼ねて、今後も機会があれば、色々出かけてみたいと思ってます。

2007/11/22(木)         ミシュラン
っつーわけで、書店でちらっとめくってきました、ミシュランの東京グルメ本。これ1冊2310円は高いなあ。図書館にあったら読んでもいいけど、どうせここに出ている店なんぞは、私には一生縁のないものだし。
しかしネット上では某すし店の評判が二分しているようで。初見には冷たく、常連には大層親切なんだとか。まあこれは好みの問題で、こういう店を好む人もいるわけで、そういう人だけ行けばいい。私は妙に店主が威張っている店というのは好きになれないので、もしここのすし店が安くておいしくても、行かないだろうな。
というよりですね、実は私はすし店に入ったのは生まれてから「2回」しか行ったことがない!今後死ぬまでにはたして何度すし店に入る機会があるだろうか・・・。あと1回くらいは行くかな。自分でもわからん。

2007/11/20(火)         タイヤのグルメ本
ミシュラン東京ガイドの本が発売されるそうで、ネットやらテレビやらラジオやら、あちこちで話題にしているが、どーせ私なんざ一生行かないような店ばっかりだし、「てんや」が入っていない時点でどーでもいい。
金に糸目つけなきゃ、そりゃー美味しいもんが食べられるでしょ。東京の規模をなめてはいけませんぜ。パリよりも、ずっと巨大だし、密度が高い。
和食って一口に言うけれど、日本独自の食べ物ってのは数が多すぎて調べられないだろうなあ。お店の雰囲気や調度品なんかも審査の対象となるそうだから、裏通りにある数百円で幸せいっぱいになれる父ちゃん母ちゃんのやってる定食屋さんとかは、絶対に入らないだろうし。接待に使うにはいい店が並んでいるだろうと思うので、営業マンがみんな持つかもね。
今後は「大阪版」「名古屋版」やってほしい。大阪の粉モノ食文化や名古屋の八丁味噌文化を理解できたらすごい。大阪ではクジラ食べてみて下さいよ〜。名古屋では「マウンテン」を外さないでね♪

2007/11/18(日)         やっぱり生き物ってすごいなあ
ロボットが自分の判断だけで公道に設けられた1キロのコースを走るという公開実験がつくばで行われたそうだが、リタイヤ続出だそうで。
たった1kmでも、そう簡単に進めないんだなあ。障害物をよけたり道の状況を見ながら進み続けることの難しさ。アトムは遠いな。
でもそう考えると、生き物ってすごい。障害物をよけるだけではなく、滑りやすい状態や傾斜・段差なども瞬時に判断して、最も適した動きをとって何キロだって進める。
2脚歩行は難しすぎるものの、4本足だとやはり倒れにくくなるわけで、こういうキモいロボットもある。しかしこれでも、天然の生き物の動きにはかなわない。倒れにくい、ってだけで。しかもキモすぎるので、これなら倒れやすくてもasimoのほうがずっと好きです。

2007/11/17(土)         まーたイルカか!
私は全く海外のスター事情に詳しくないんだが、「ヒーローズ」とかいうドラマの女優が、日本にわざわざやってきて、イルカ漁の妨害をしたというのは知っていた。「まーた、馬鹿な白人がなにやらやってるなー」としか思わなかったんだが、逮捕状が出たらしい。実際に逮捕にこぎつけることはないだろうけど、日本としての意思表示をしただけでも、いいことだ。本当に農水省は、捕鯨問題では頑張ってくれている。感謝。
どこかのサイトでこのことについてのネット投票をしているらしいのだが(アメリカ)、やはりというかなんというか、圧倒的に「彼女はいいことをしようとした」という意見が大半ですな。でも「法を犯したんだからみんなと同じように罰せられて当然」のほうが「罰せられても仕方ないけど、逮捕はやり過ぎ」よりも多いというのが( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー だな。ちなみに「いいことをしようとしたんだから罰せられるべきではない」は55%、「みんなと同じように」が26%、「逮捕はやりすぎだろ」が18%です。つまり、罰せられるべきと考えている人は44%いるわけで、これは思ったよりも高い数値だなと感じる。最もネット投票なんで、対象年齢などが全く不明ではありますが。
捕鯨関係で興味深いと思うのは、「クジラやイルカは頭のいい動物だから殺しちゃダメ」という論理が、自分たちの差別意識を大変よく表しているということに、彼らは全く気付いていないということだ。人間も馬鹿は価値がないと言ったも同然なんだけど、さぞかしエコ活動家というのは頭がいいんでしょうねえ。こんな簡単なロジックもわからないのに頭がいいとは思えないけど。
ネタ番組と思って最近は見てしまっている「太田総理」でミスコンに突っ込んでいた女性たちも、自分たちの価値基準が「美」であることを、はからずも露呈していた。本当に人間というものを見た目で判断しない人というのは、そんなことにこだわらないもんだろ。自分の自信のなさや失敗、かなわなかった夢を容姿のせいにしてごまかしている人たちというのは、「美」に価値基準を置きすぎているわけなんだが、本人たちはそれに気づいていない。自分たちこそ、容姿にこだわらない人間だくらいに思っていることだろう。
エコ活動家も、自分たちは良いことをしていると心から思っている。いくら日本が科学的データを示しても無駄である。なぜなら、捕鯨問題に一番熱心に取り組んでいるグリーンピースの創始者は、「事実がどうかということよりも、事実だと人に思わせることが重要だ」という趣旨の発言をしている。こうなると完全に新興宗教の教祖と信者であるので、何を言っても無駄なのだ。でも言い続けるしかない。

最後に、イルカは心優しい動物で殺される理由はないとおっしゃる方々に豆知識です。
イルカは集団でいじめをします。ひどい時は、1対大勢で、死ぬまでいじめぬきます。
また、ライオンと同じように、狙った雌に子供がいる場合は、その子供を殺してから交尾に臨みます。
それから、霊長類と同じように、強姦という行為もします。なんと輪姦もするのですよ!

2007/11/15(木)         今年は暖冬だと思います
もう11月も半ばだというのに、あまり寒くならない。今年ももしや暖冬なんだろうか。
一昨年の年末年始は東北で過ごしたのだが、雪の捨て場がなくて、秋田市の市街地には雪が道路のはしに高く積み上げられていた。それが凍ってしまっているのだが、その氷の山をよけていては対向車とすれ違いができないので、片方の車輪をその氷に乗せるようにして、少々斜めになりながらすれ違ったりしたものだ。ミラーまで畳んで。ほんと大変だった。
それに比べて昨冬の雪の少なさはどうだ。スキー場などは、かなり困ったことだろう。
今年も例によって、真冬に好き好んで豪雪地帯へ行く。地元の人たちが色々な面で困らない程度には降ってほしいもんだが、なかなかそう都合よくはいくまい。

でもこの暖かさだと、今年は暖冬かもな。と何の知識もないタコが予想してみる。

2007/11/14(水)         なんでもリサイクルすりゃいいってもんでは(以下略
この写真はなにかというと、コンドームで作ったドレスなんだそうだ。中国。伸びるから、サイズはフリーか?着心地いいのか?これだけゴムやらラテックスやらをまとったら、大層重いんではないのか?
まあ、そんなことはどうでもいいんでしょう。おそらく何となく造ってみただけでしょうし。2め3着めができることはないと思う。

そして本題。このドレスは、まだいい。材料が「未使用品」を使っているわけだし。
恐ろしいことに、中国では使用済みコンドームをヘアバンドにリサイクルしているとChina Dailyが報じた。広東省や広州の市場や美容院で、それらの商品が見つかったということだ。エイズなどの病気の感染の可能性もあり・・・とかって書いてるんだけど、そういう問題じゃないだろが!!あー、気持ちわりー。
大体さー、どうやって回収すんだよ、そんなもの。工場の廃棄品はいいとして、使用済みってのは売春宿からもらってくるのかなあ?どーせそんなものは回収業者も触りたくはないだろうから、バケツか何かに大量にぶち込んでもらって、それをまとめて工場に運んで・・・ああ、想像しただけで、頭がくらくらしてくる。
京都議定書なんざ知ったこっちゃないと言わんばかりの勢いで環境破壊をしている中国でありますが、しなくてもよいリサイクルはしているようで。工場の廃油で作った料理とこのヘアバンド、どっちの破壊力が凄まじいかなあ。
怖いのは、こっそりと日本にもこういう製品が入ってきているかもしれないことだな。知らなければ自分の身は守れないが、知らなければよかったと思うことも、この世に多いのは事実。だから真実は永遠に闇の中なのだね。

2007/11/13(火)         歴史の授業
実は私は歴史が苦手だ。細かい事は全部と言っていいほど忘れてしまったし、覚えている年号といえば「1192作ろう」と「1600年東インド会社」くらいか。しかも1192については、最近は違うのではないかという説もあるそうではないか!この私がせっかく覚えた、数少ない年号の1つだというのに。
馬鹿は自慢にならないが、実際に苦手なんで仕方がない。しかし、「その時歴史が動いた」のような番組は好きなんである。どうしてだろう?と考えてみると、やはり学校の授業がつまらなかったからとしか言えない。自分の苦手な教科を先生のせいにするとは、なんという卑怯全開wwww
でもねー、本当につまらなかったんだよ、歴史の授業。ただ単に、教科書に書いてあることをそのとおりに説明するだけなんだもん。その授業で歴史のドラマを感じられなかったのは私の感性の鈍さかもしれないけれど、もっと登場人物やその光景が目に浮かぶように、生き生きと感じられたら面白かったのに。
「その時歴史が動いた」は、やはりテレビだからなー。映像をうまく使って、歴史の一場面を壮大なドラマとすることに成功している。どうしても1人の人物にスポットを当てた番組構成になるので、戦国時代が多くなるのだが、私が一番「この瞬間に歴史は変わったんだ」と実感できたのは「東郷ターン」の回だった。本当に短い数時間で世界の歴史が変わったという、番組のタイトルどおりの内容だった。
それから、信長が造らせたという、鉄の船の話。そんなの今まで全く聞いたことがなかった。この船で毛利の村上水軍を破ったわけだが、この船の話は聞いたことがない。
上杉謙信が実は穏やかな性格で、軍隊だけでなく商業的な指導も優れていたというのも、この番組で初めて知った。
まあ受験用の勉強をしなければならないのだから、そういう余分なエピソードはどうしても省かざるを得なくなるだろう。でも「面白い」と思えれば、進んで勉強もするようになる生徒が増えるのではないか。
こういう授業を受けられたらなあ、と今でも思う。あ、私はN○Kの回し者ではありませんです。誤解なきよう。

2007/11/11(日)         教養は大切だ
大阪府豊中市の共同住宅(文化住宅か?)で、無職少年たちが集まってシンナーやってて、誰かが煙草に火をつけようとしたら爆発したそうだ。この「シンナー+煙草」ってパターンは、何年かに一度は必ず見るなあ。揮発性のものを扱っていたら、火気厳禁なんて当然だろうに。シンナーやってる無職少年たちに、そこまでの教養を求めるのは無理なのか?
しかしいまだにシンナーって吸引されているんだな。私が子供の頃から「シンナー遊びはやめましょう」って言われていたんだが、いまだにやっている人間が結構多いことに驚いている。確かにシンナーは芳香族なので、ちょっといい匂いがする。私は嫌いじゃない。でもシンナーやる子供たちは、いい匂いを求めているんじゃないんだよね。
気持ちいいことを求めるのならば、一生懸命働いて、温泉旅館にでも泊まって、いいお湯に入って旨い飯食って、仲居さんが敷いてくれたふかふかのお布団で寝てみるといいよ、少年たち。おそらく、どんなドラッグよりも、気持ちいいはず。

2007/11/10(土)         nova講師にそこまで同情できないのは私だけか?
企業の倒産なんてよくある話だし、そのせいで解雇となった社員が路頭に迷うのもよくある話。今回のnova講師も同様。外国人だからって、日本人よりもかわいそうとは思えない。
そりゃー自分の国ではないところでそんな目にあえば、色々と大変だろうさ。でもね、外国で働くってことは、自分の国よりもリスクがあるってことは、当然覚悟の上で来たんだよね。それくらいわかってるよね、大人なんだから。社会保障とか、そういうのは当然確かめているんだよね?

なんとかしてくれ、ってな感じの記者会見の様子を見た時、西原理恵子の「鳥頭紀行」の一部を思い出した。今はもう亡くなってしまった鴨ちゃん(西原の元旦那)はタイに住んでいたんだが、タイにはエリートサラリーマンの転勤族だけではなく、「敗者復活戦をやりにきたんだが、もともとがダメなんでタイに来てもダメ」な人間がいっぱいいたという。
日本で成功しなかったから、タイでやってみようという発想そのものが私には信じられないんだが、日本で何もできなかった人間が、外国でどうにかなると思っているんだろうか。勿論中には水が合って隠れた才能が開花される人もいるかもしれないけど、そういう人ってものすごく稀でしょう。
で、novaの外国人たちにも、同じものを感じるわけですよ。自分の国で成功する見込みが少ないので、日本でなんとかしようと。さもなきゃ、遊び半分で長い休暇のつもりで来ているとかね。日本人がよくオセアニア方面に出掛けて行く、「ワーキングホリデー」と似ているかな。あれも私には、気分転換の長い休暇にしか見えない。

とにかく「日本で就職する」か「国に帰る」しか手段はない。いくら給料もらってたんだか知らないけど、帰国費用すら貯めていなかったというのも、計画性がなさすぎる。
日本人は年間3万人も自殺している。理由は様々だろうが、経済的な理由で電車に飛び込んだり首を吊ったりしている人は多い。その中にも同じように会社が倒産して路頭に迷った末の人はいるはずだ。その人たちすら救済できないでいるのに、なぜ一部の人の救済を優遇する必要があるか。
文句はnovaに、救済は自国の大使館に言いましょう。

2007/11/9(金)          年々クリスマスが早くなってる気がする
早くもクリスマスのイルミネーションを見かけた。おいおい、まだ11月9日だぞ。早すぎるだろー。せめて12月に入ってからでもいいのでは?あ、そうするとクリスマスに大きなイベントを抱えている人達が、ホテルやらレストランやらの予約ができないわけかー。ケーキもあるもんな。大手のメーカーでは、赤福どころではないくらい早い時期からケーキ作って冷凍してあるんだもん、早く予約とって早く売っちまいたいよね。
ま、自分はクリスチャンでもないし、それほどクリスマスを仰々しく考えていないから、どうでもいいや。

結局はクリスマスってのも、今の日本では経済活動でしかないのよね。
よくネットで言われている「今年のクリスマスは禁止」ってのが実際に起こったら、かなりのパニックになりそうだ。単純に、興味がある。

2007/11/8(木)          銭湯めぐり順調
なんだかんだで、日替わりで色々な銭湯へ行っている。巡礼マップの影響もあるけれど、やはり違うお風呂に入りにいくのは楽しい。
でも今日は、何度も入ったことのある鉱泉銭湯へ。ここはお湯がとても熱いんで知られているんだが、今日も熱かった。皮膚が真っ赤になってビリビリして、とても循環がよくなったのがわかる。
しかし最近は寒くなってきたせいか、空気の乾燥が激しい。もともとが乾燥肌なんで、この季節はつらい。

ところで噂では今年のインフルエンザはとにかく酷いとか。東南アジアでは、相当死者も出ているようだし。
自分が何ともなくても、人ごみに行く時はマスク必須だな。栄養をとってお風呂に入って、気をつけないといけないな。

2007/11/5(月)          ネットはすでに匿名ではない
伊集院光のラジオに「今週の太田総理」っつーのがあるんだけどね、そのくらいあの番組はネタの宝庫・・・というか、突っ込みどころ満載である。ま、私も最近ネタ探しに見るようになったんだが。
先日はカンニング竹山が出てきて、「ネットはすべて実名強制に」とか言っていた。当然ながらこの「ネットというものをよくわかっていない」マニフェストに、ネット住民は敏感に反応したようです。
私が思いつくだけでも、かなりの突っ込みどころがあったんで列挙してみる。
■すでにIPなどで簡単に発信者が特定されるので、匿名とはいえない。
■実名表記を売りにしているmixiでさんざん事件が起きていることについて全く触れない。
■「発言に責任を持たせるため」と言っているが、署名原稿でもなしに有害記事を垂れ流す新聞については、責任を問わないのか。
■実名にした場合のデメリットの方がはるかに大きいのに、メリットにしか触れない。
■太田は「表現の自由は守りたい」と言っていたが、それで実名を強制というのなら、匿名でないなら何を言ってもいいとしか聞こえない。
■大体、芸人が悪口書かれたくらいで、ぎゃーぎゃー騒ぐな。悪口書かれるだけまし。話題にすら上らない芸人もいる。
■ネットは現実世界とは違うし、国境そのものがない。そこに現実を持ち込むなんて不毛。
■ネットを実名表記にしても、いじめはなくならないし、犯罪もなくならない。そんなことよりも、子供がばんばん参加してしまっている、出会い系を取り締まれ。
ネットを完全に実名にするのなら、中国のように完全に海外からのサイトを遮断しなければならないが、そんなことは今更不可能。
今までマスコミがさんざん皆をだましてきたことがばれてきたんで、まずいと思ってるんだろうな。でも、もう遅いけどね。

2007/11/4(日)          新しい万年筆
きれいな万年筆を見つけたので、買ってしまった。
今まではペリカンの小児用を使っていて、別に不満はなかったんだけど、やはりいいものを見ると欲しくなってしまう。
今度のもペリカンで、書き味はかなり柔らかい。やはり金のペン先は柔らかいのかな。書きやすいので、とても満足している。
軸はセルロイドなんで、とても軽い。しかも全体的に小さめなんで、持っているのを感じさせないくらいの軽さ。
セルロイドの鮮やかなマーブル模様って、なんとなく古式ゆかしき万年筆って感じで、惹かれてしまうんだよね。
またきれいなのを見つけたら、思わず買ってしまうかも。ああ、物欲物欲、と。

2007/11/3(土)          実りのフェスティバル
今年も行ってきました、農林水産省主催の「実りのフェスティバル」。
しかし、例年に比べて、規模が縮小されたような気がしたなあ。
会場はそれなりに賑わっていたけれど、以前はもっとたくさんの出店があったような。
まあそれでも楽しく色々と見て回れたし、目当てのものも買ったし。楽しかった。

食の安全ということがやかましく言われているわけだが、こういう国産品を買える機会というのは、
やはり貴重なものであります。

 

今年もあったよ、孵化した鮭の卵。
お腹に卵の残骸がくっついたままの稚魚がうようよ。
魚の氷柱詰めもあった。魚の周りに気泡がついちゃっていた。
こんなものでも結構造るとなると、難しいんだな。

 

さんざん買い物して、両手に重い荷物下げて帰る途中のエスカレーターで
JRAの着ぐるみに会ったw 可愛いw
あまりの可愛さに手を振ったら、こんな中年にも愛想よく返してくれる着ぐるみ、可愛すぎ。
はっきり言って、出銭のキャラよりもずっと可愛いぞ。
また来るから、来年も可愛く出迎えておくれ〜。

2007/11/2(金)          コーヒーもいいけれど
コーヒーの専門店ってのは結構あるけれど、紅茶をしっかりと揃えている店というのは、思いのほか少ないように感じる。店では飲めても、葉っぱは売っていないとかね。
以前は新宿の高野にあったインドの紅茶専門店でよく買っていたんだが、そこがなくなってしまって困っていた。まったく何のためにネットやってるんだ。検索しろ、検索。
でね、偶然葉っぱも売ってくれるお店を見つけた。どんなもんかと、喫茶室でお茶も飲んでみた。アフタヌーンティー気取って、スコーンなんかも頼んでみたりして。しかも試しに飲んでみるのに、ロイヤルミルクティだし。

美味しかったんで、早速お茶買って帰りました。少々高めだったけれど、やっぱ香りがいい。今後もお世話になりそう、このお店。

2007/11/1(木)          早くも26のスタンプをためた人もいるらしい
早くも11月。本当に年をとると時間がたつのが早い。

さて、東京都銭湯組合では、湯めぐりのお遍路さんマップなんてものを作っている。各浴場でスタンプを押してもらうんだが、全て別々の銭湯のスタンプでなくてはいけない。
というわけで、最近は以前よりも更に色々な銭湯へいきまくっているんだが、今日は本郷の菊水湯へ行ってきた。唐破風の昔ながらの銭湯。お湯は熱めで、すっきりした感じ。のんびりと温まって、疲れをとって家路につく。

 

ところが、人身事故とかで、地下鉄が止まっていた。がーん。
最近人身事故、多くないか?気のせいかなあ。しょっ中ダイヤが乱れている気がする。

で、家に帰ったら注文していた本が届いていた。嬉しー!これ、絶版になっちゃったんで少々古書で高めだったんだけど、どうしても読みたくて、注文した。
これは「二笑亭」という奇妙奇天烈な屋敷と、それを建ててしまった分裂病の旦那のお話。二笑亭のことがわかる唯一の書籍となっている。
二笑亭は深川にあった。勿論取り壊されてしまって、今は跡形もない。残っていれば貴重なものだったと思う。
さて、寝しなに読むとするか。

 

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