2007年3月
2007/3/30(金) 春の足音 | ||
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最近すっかりあたたかくなって、朝起きるのがとても楽になった。ありがたい、ありがたい。 で、春といえば花見。今日で桜は、満開だ。今頃日本に来ていた観光外人は、本当にラッキーだ。日本人でも開花予想は難しいのだから、「桜を見るための日本旅行」なんて、ほんとギャンブルに近い。日本列島は縦に長いので、地方によって咲く時期もまちまちだし。東京は今が丁度見ごろだとは思うけど、たとえば桜と共にライトアップされる清水寺や、ピンクの雲がかかったような吉野山や、桜がはらはらと散る角館の街並みを今見ることが出来るのかというと、そうもいかないだろうし。 |
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3月も終わりの金曜日なので、あちこちで送別会を兼ねた飲み会が盛んに行われていたようだ。私もちょっとした飲み会があったのだが、1軒目の後、飯田橋〜千駄ヶ谷へ続く桜並木を散策。 いや〜いいねえ、夜桜。街灯などもそれ程沢山ない道に延々と連なる桜、まるで果物のように重そうに花をつけている枝。晴れていて、満開の桜の花の間から、小さな月が見える。なんとも幻想的な光景だった。桜のような「純日本的」なものや風景を見たり風呂に入ったりするたびに、よくぞ日本人に生まれけり!と感じる。 ところでもう菜の花まで咲いていた。薄いピンクの桜と、黄色い菜の花のコントラスト。ああ、春だなあ。 |
2007/3/29(木) namcoキャラのかわいさは半端でない | |
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DSliteで、最近は「もじぴったん」ばかりやっている。ファミコン時代からnamcoのキャラは大好きだった(マッピーとか)が、相変わらずキャラが可愛いんだよね。私がペイントでちょこちょこっと描けるような簡単さなのに、この可愛らしさはなんだ。こいつが、わさわさと出てくる。 一文字ずつ平仮名をいれていくと言葉が出来て、クロスワードのように交差したりしている部分では、思いがけない言葉の連鎖が出来たりする。と、まるで「ぷよぷよ」のように「あれ〜」「きゃ〜」などと声が出る。うーん、ぷよぷよもやりたいけど、DSliteのぷよぷよって、キャラがコンパイルのオリジナルとはちょっと違うんだよね。あの「元祖萌えキャラ」とも言うべき可愛らしい2頭身のキャラたちでないと、やる気が起こらん。 もじぴったんをやっていて、一つ気づいた事がある。それは「所謂放送禁止用語」は言葉として扱われていないということだ。危ない言葉は全てだめ。下ネタ関係はほぼ全滅でしょう、全部調べてないけど。一応やってみたのは「レズ」とか「ち○こ」とか(以下略 |
2007/3/28(水) 温泉番組 |
まあテレビの温泉番組に期待するほうも間違っているのはわかっちゃいるけど、何となく観てしまってがっかりすることも多い。先日観た番組もなかなかのひどさで、どう考えてもテレビうつりや取材のしやすさや、はてはお金も相当動いているんだろーなと思わせる内容で、時間を返せと言いたいくらいだった。 もともと高級旅館にはあまり縁のない旅行ばかりをしてきている自分だが、「こんな豪華なお部屋」とか「こんな素晴らしいお料理」とか「下へも置かないおもてなし」なんてものに対して、うらやましいと思えないのだから仕方がない。宿のもてなし方の基準なんて感じ方に個人差があるのが当然。私が重要視する箇所と、そうでない箇所が、他人とすこしずれていると思うことはある。だから、テレビで「素晴らしい宿」と褒めちぎっていても、それほど食指が動かないので、とても安上がりである。 そんな私でも好きな温泉番組はある。まず「ふだん着の温泉」。題名からして、いい。温泉にわざわざ時間とお金をかけていかなければならない人ばかりではなく、普段から温泉に親しんでいる人たちも多いのだが、そういう人にスポットを当てた番組というのは今まで存在しなかった。「どのような旅行に行くか?」というコンセプトだけで番組作りをすれば、どれも似通ったような内容になってしまうのは当たり前で、普段から共同浴場に通う人たちが中心になるというのは新鮮だ。地域の人たちに愛される共同浴場というのは、私が一番好きなカテゴリーなので、そのリアルな様子を見ることが出来る、貴重な番組だと思っている。私ゃ、この番組のためだけに受信料払っているようなもんだ。 次に、時々テレビ東京でやっている「湯治」を中心とした温泉番組。闘病のための湯治もあるし、定期的にのんびりするための湯治もある。それらを紹介していくというもの。内容だけ聞くと地味すぎて、テレビの絵的にどうかと思われるだろうが、それでもさすがテレビ局で、結構いい内容に仕上がっている。ほのぼのとした湯治の様子を見ていると、本当にこちらまで温かい気分になってくる。風呂に入って気持ち良さそうにしているじいちゃんばあちゃんを見ているのは大好きだ。闘病は見ていてつらいものがあるが、励まされもする。このシリーズは、続けて欲しいと思っている。 同じくテレビ東京で昔やっていた、「行くのが困難な温泉」に芸能人たちが行かされるという番組も面白かった。あれ、最近やらないよね。またやってほしいなあ。高天原へ行くためにビバークまでして凍えそうになったり、見ていて楽しかったのに。自分は野湯派ではないので参考にするというよりも、単純に楽しんで見ていた。 さらに、さらにテレビ東京(笑)で「いい旅夢気分」。やっぱ、これを忘れちゃいけないよねー。どんな事件があっても動じずに、普段どおりに番組を流すテレビ東京の看板番組。呆れるほどにワンパターンなのだが、それでもみてしまうね。「水戸黄門」のように、安心してみていることの出来る番組だからかな。出演者も「よくこんな人、思いついたなー」と感心してしまうほど、忘れられたような人がたまに出てきたりして、それも嬉しい。 今後もテレビ東京は、他局のまねなんぞしないで、going my wayでやって欲しい。次にどんな企画を出してくれるのか、楽しみにしてます。 |
2007/3/22(木) 追悼、鴨ちゃん | |
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サイバラファンにとっては、本当にびっくりする知らせだった。まさか鴨ちゃんが亡くなってしまうとは。まだ若かったのに。42歳だよ、早すぎる。 戸籍上は離婚したままだったが、結局一緒に住んでいたらしい。鴨ちゃんのような生活だと仕事先で流れ弾にあたってなんてこともあるし、最後を愛するサイバラに看取ってもらえたのは、よかったのではないでしょうか。 鴨ちゃんについては、サイバラは左のような絵を描いたりしていたんだけど、彼女はなんだかんだ言っても鴨ちゃんのことを尊敬している部分があったので、最期まで一緒にいたのだろう。 サイバラと鴨ちゃんのエピソードで、一番印象に残っているのは「障害児が生まれたらどうするか」で喧嘩になったというものだ。サイバラは「その子のためにお金をいっぱい残す」と答え、鴨ちゃんは「兄弟をいっぱい残す」と答えた。サイバラは後で考えて、「やっぱり鴨の意見が正しい」と納得するというもの。この話から、サイバラが鴨ちゃんをどのように見ているのかを、おぼろげながら感じたものだ。 もう鴨ちゃんネタは描かないかな。でもサイバラのことだから、きっととてもいい形で描いてくれるような気もしている。 鴨ちゃん、お疲れ様でした。どうぞゆっくり休んでくださいね。 |
2007/3/21(水) 桜は、まだですね | |
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本日は家でのんびり・・・の予定だったのだが、「そういや、オルセー美術館展がそろそろ終わりかも!」ということで、上野まで行ってきたんですが、チケット売場のあまりの行列に恐れをなしてしまい、さっさと諦めて帰ってきてしまいましたとさ。 チケット売場であれだけ混んでいるということは、中に入ってもゆっくり絵を眺めることなんざ無理だからねえ。本当はゆっくりのんびり見たいものですが、まあ無理でしょうな。 仕方ないので、上野の森をぶらぶら歩く。桜はまだまだという感じだが、早くもお花見の予定を組んでしまったグループ数組が、寒い中宴会してた。観光外人なんかも見かけたが、彼らは桜の季節に合わせて日本にやってきたんだろうなあ。気の毒に。桜の開花は日本人だって予想が難しいものなので、満開の時期に日本に旅行に来られたような人たちは、本当にラッキーだろう。 しかし、1本だけ咲いていた桜があった。勿論、ソメイヨシノではなく、枝垂桜ね。満開というわけではなかったが、きれいだった。携帯カメラやデジカメを持った人たちが沢山その周囲に集まって、簡易撮影会の状態に。私も混ぜてもらって、2枚ほど。 しかし日本人は本当に桜が好きだね。自分の勤める職場にも桜並木があるんだけど、毎年花見の場所取りのダンボールが敷かれる。もうそろそろ、そういう時期になってきた。 |
2007/3/20(火) デジタルは、永遠に非ず |
交通事故死した20歳の娘さんの愛用していたPCを修理に出したら、HDDの中身がみんな消えてしまって、500万円の損害賠償訴訟を起こした夫婦がいるそうな。新聞記事も肝腎なところを書いていなくて、突っ込みどころが満載。ざっと感じただけでも ・HDDの交換をしているのだから、そもそもHDDの故障なのではないのか。だとしたら、データ復元などの作業でない限り、復旧できない。 ・もともとのHDDに入っていたデータというのを、どうやって証明するのか。これは「悪魔の証明」になるので、不可能。 ・修理に関しての、ちゃんとした約束文書は存在するのか。全て口頭でのやりとりだったのか。 ・この夫婦は、PCのことをどのくらい理解しているのか。 ・500万円という金額は、どうやって算出したのか。 20歳の娘さんの親御さんなら、今50歳台くらいかな。そのくらいの年齢の人でも、PCに関してはまるで無知な人も結構多い。自分も、親とPCやネットのことに関して話していると、宇宙人と喋っているようだと感じることがある。そういう人たちにとっては、HDDの故障だの何だのといっても、家電の修理とさほど変わらない感覚だったのかもしれない。 でもなー、そんなことよりも、娘のPCの中身を見ようとしているという点が一番気になるな。見られたくないものも、いっぱいあると思うよ。事件に巻き込まれて不慮の死を遂げたのだったら調べる必要が生じるだろうが、そうでない限りはPCの中を見ようなんて、思わないことだ。私が娘だったら、断じてごめんだw冗談じゃないぞ。 自分は、自分以外の人のPCや携帯をいじるのは好きではないし、全く関心がない。おそらく家族になにかがあったとしても、そのPCに触ることはないだろうな。自分が突如死んでしまった場合にも備えておいたほうがいいのかなーと、この記事を見て感じた。まあ自分の場合は、それほどの情報はないんですけどね。殆どが温泉や風呂がらみのものばかりなんで、見てもがっかりするだけかもしれませんです。 |
2007/3/19(月) 子供はペットじゃないぞ |
老婦人なんかに話を聞くと、時々「女学校を出ています」という言い回しをなさることがある。昔は「女学校を出た」というのは、ステイタスだったわけだ。「女子大生」というのも「学問のできる女性」という意味でステイタスだった時代があったのだが、オールナイターズ以降はそんな見方も消えてしまったように思う。確かに猫も杓子も大学へ進学する時代になったものなあ。Fランクだろうがなんだろうが、大学は大学だし。行っても仕方ないだろう、と思われるような大学があるのも事実。でも、大学のレベルだけで仕事の能力が測れないのも、また事実。 で、そんな女子大生が自分の子供につけたい名前というのを、女子大生自身がまとめた本が出たらしい。アンケートで上位に入った名前は、なんつーか「頭悪い」としか思えないようなものばかり。 一夏(ちか)とか柚音(ゆうと)とか読めないし、天使(えんじぇる)に至ってはふざけているとしか思えない。男の子部門の9位に「一心(いっしん)」なんて入っているけど、一心といえば統○協会を連想してしまう私のような人間もいるので、あまりいいとは思えないな。その他の名前も、香ばしいものばかり。なんだよ「愛希(あいき)」「真千(まさち)」「玲莉(れいり)」「愛音(あいね)」って。みんな源氏名みたいだ。ホストクラブとかキャバクラみたい。 この人たちは、子供は永遠に子供だと思っているんだろうな。さもなきゃ、ペットの犬猫と同じ程度の感覚で見ているのだろう。子供もいずれ年をとる。しかも、結構早い。「山本天使(えんじぇる)さん(81)」とか言われてしまうんだし、そこまで行かなくても就職の面接なんかで「高橋えんじぇるです!」ってだけでも相当痛い。 ま、これは「将来つけたい名前」だからね。あくまでも、希望。それが救い。 実際につけられた痛い名前については、2ちゃんねるをまとめた以下のサイトが面白い。「悪魔ちゃん」なんて、まだまだ可愛いもんだったんだねーと思えてしまうのだから、どうしようもない。悪魔ちゃんは、あの父親がシャ部宙だったというおまけもあるんだけどね。 DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ) |
2007/3/18(日) pasmo | |
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朝適当な時間に起きて、掃除や洗濯なんかをすませていたら、今日が18日だということに気づいた。18日?pasmoが始まる日じゃん!こりゃー、早速買いに行って、実際使って確かめてみないとなー。 ということで、特に出かける予定は全くなかったはずなのに、pasmoを買う・使うという目的だけのために、銀座まで出かけてきましたです。自分は主に普段は地下鉄の生活をしているんだが、ごくたまーにJRに乗ることもあるし、それにJRのほうがIT化が進んでいて、とてもうらやましいと思っていた。それにJRと地下鉄の両方に使えるプリペイドは、やはり欲しかったし。 早速駅で、一番安いやつ(1000円のもの)を購入。保障金のようなものが、最初だけ500円かかるらしい。きっとカードの値段なんだろう。非接触ICのカード、まあデザインもなかなか可愛い。シンプルで、いい。こういうカード類は、ごちゃごちゃしたデザインは、好きではない。 写真のような磁気スペースに軽く触れると・・・おお、通れた!結構感激。って、JR利用者は、以前からやっていたんだよねー。でもよかった、地下鉄に同じような機能が追加されて。 suicaやicocaのように、定期券も組み入れられるようだから、明日早速やってみよう。 |
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pasmoを買う・使うことが目的だったので、どこ行ってなにするかなんて決めてない。適当に銀座をぶらぶらして、キルフェボンでケーキ買って、ついでにお昼でも食べていこうかい、と目に入ったお店に入る。「みもざ館」というところだったんだが、たまたま店の前に出ていたランチメニューに、気になるものが・・・それがこの写真、「銀座ちゃんぽん」。 実はメニューには写真が載っていなかったんで、正直どんなものかよくわからないで注文した。ちゃんぽんの白ではなく、牛乳を思わせる白いスープが出てきたのにはびっくりした。で、麺は半透明の平打ち麺で、長さが白石温麺くらいのやつ。中心に乗っかっているのは、豚肉のキムチ炒め。恐る恐る食べ始め・・・おお!美味しい! 実は私は唐辛子が大の苦手で、唐辛子を効かせた料理というのは殆ど食べられない。タイ料理とか韓国料理なんて、とんでもない!という人間だが、これはミルクのスープで唐辛子の辛味がかなり抑えられて、こんな私でも十分食べられるくらいマイルドになっていた。逆に唐辛子大好きな人は、辛さが足りないと感じるかもしれないが、その場合は足せば良いので問題なかろう。今までこのお店知らなかったんだが、今後はちょくちょく寄るかもしれないなあ。他のメニューも、美味しそうだったし。 |
帰ってきてからキルフェボンのケーキを食す。美味し。あそこは季節ごとにメニューが色々変わるのがいいね。ただ常に混んでいて、あれはどうにかならんかなあと感じる。今日行ったら、注文する列がきちんとできるように仕切りが設けられていて、少しはましになっていた。というか、何故早くこうしなかったのかと思う。今度改装するらしいから、もっとゆったりと選べるようになるといいなあ。 帰る前に帰りにDSLiteを衝動買いするという、なんつーか自分でも呆れるような行動をとっている私。大手量販店では品切れのところが多いんだが、1箇所だけ都内には穴場があるんだなー。そこでは入手しやすいことはわかっていたので、行ってみたらあった。色はピンク、別に何色でもいいので、即購入。そのままアキバへ行って、ソフトを購入。また寝不足の毎日か。 |
2007/3/16(金) みったん、かわいいよ みったん | |
![]() ![]() 湯浅醤油.com |
ゆるキャラブームのためか「ひこにゃん」なんてのも人気だそうですが、自治体は「ゆる」を抜け出して「萌えキャラ」方向へと舵を切っているようです。そのため、あちこちで萌えキャラが登場することに。 ん〜、でもいいねえ、萌えキャラ。やはり自分なんぞは萌え要素の全く入っていないディズニーの女性キャラよりは、ハルヒのほうがずっと可愛く感じてしまうので、こういう可愛いキャラは結構歓迎だ。キャラクターだもの、愛されなくちゃ。 萌えキャラは、企業がやるのならどうということはないのだが、自治体がやるというと、「よくOKされたなあ」と思うと同時に、「可愛いから、無理もないかなあ」と思ったりもする。萌えキャラが一部の人からはどういう扱いを受けているのかということなどは置いておいて、いいじゃないか可愛いんだから、といったところだろうか。 自治体萌えキャラで人気急上昇中なのが、みなべ川森林組合の「びんちょうタン」。頭に備長炭を乗せた、ほぼ3頭身の女の子で、とても可愛らしい。道に大きな看板も立っているそうだ。それから佐賀県大和町の「まほろちゃん」。これらのリアリティのない、完全にデフォルメされた絵で、なおかつ可愛いというのは、何故か日本人が一番上手なようだ。それでいて外国にもうけているというのだから、こういうキャラを可愛らしいと感じる感性というのは共通らしい。そこが面白い。 そして左の絵は私一押しの萌えキャラ、「湯浅醤油」の「みったん」。こんなでかい頭、どうやって支えるのかなんてことすら気にならないくらい可愛い。色使いもいいし、何よりも顔立ちが好みすぎる。髪型はみかんをイメージしたんだろうけど、葉っぱのカチューシャも可愛らしいし、袴姿というのも・・・と、誉めだしたらとまらないわけで。 で、丁度醤油を切らしたので、近所のスーパーに行ったところ、湯浅醤油が入荷されているではないですか。でもねえ、醤油にはみったんがついていないんだよねー。みったんグッズ、売り出してくれれば絶対に買うのに〜。 しかし湯浅醤油は、他のキャラも可愛い。このページとかね。自分みたいに、キャラがかわいい!というだけでその会社の商品を購入する人間もいるわけで、キャラというのは大事ですね。湯浅醤油さんには、今後も期待。 |
2007/3/13(火) 新聞の文章 |
「産む機械」の柳沢大臣の発言についての海外メディアの報道を、随分前(まあこの話題自体が古いからね)に見た、というか読んだ。その中の1つ、イギリスの大衆紙「サン」だったと思うが、「かわいそうなヤナギサワハクオ、彼は人類の半分を生命を生み出す装置だと言っただけなのに、彼には剣の雨が降り注いだ」というようなことが書かれていたそうだ。で、私はこれを読んで、なんだかとても感動してしまったのだ。内容よりも何よりも、この表現に、である。 イギリスでは教養の有無の基準の1つが、古典をしっかりと学んでいることだと聞いたことがある。そういうのも影響するんだろうか。時々海外のメディアの表現に、はっとさせられることがある。今回のもそうで、内容よりもそちらに気が向いてしまった。 常々日本のマスコミ、特に紙媒体の主たる新聞には不満を持っているが、文章や表現もその1つだ。時々何を書いているのかよくわからない文章や、わざとらしいまわりくどい表現、悪文としかいえないような文章を見る。一応文章を書いて食っているプロなのであるから、素人よりも上手く書いてくれなきゃ困る。明らかなミスリードを狙っているような、プロパガンダ的な小手先の技ばかりきかせているようだが、努力のベクトルを変えていただきたい。こういうかっこいい文章、書いてよ。 でもなー、こういう「外国がやってさまになる表現」というのを日本人がやっても、受け入れられないかもしれないね。新聞がこういう書き方をするというのに、読者が慣れていないし。そもそも事実をきちんと伝えるという基本中の基本が出来ていないことも多いのだから、文章の上手下手は二の次かも。淡々と事実のみを述べていくという方法なら一番簡単だし、リスクも少ない。記者の育成も簡単だから、それが一番いいのかもしれない。新聞読んでいない自分が言うことではないかもしれないけど。 |
2007/3/12(月) あのおっさん、1本5000円の水飲んでるらしいがホントかね |
高ーい維持費の浄水器を持っていらっしゃるお大尽の大臣が、「今時水道水を飲む人は殆どいない」と言ったとか。 飲んでますよ、悪かったですね。あ、「殆どいない」でしたね。私はものすごいマイノリティだったのですね。 |
2007/3/11(日) 驕れる者も久しからず |
もとglobeのマーク・パンサーがマルチを始めたらしい。このあやしすぎるQ&A、逆効果じゃないですかね? あんなに稼いでいたはずなのに、こんなになっちゃうんだなあ。御大の小室が火の車じゃ、端っこでなにやら呟いていただけの兄ちゃんがこうなっても無理はないかな。 しかし、広告塔というのではなく、副社長ですよ。完全に、騙すほうにまわっている。まあ今の時代にここまであからさまなマルチに騙される人がそうたくさんいるとは思えないけど、わからないからなあ。 とにかく芸能人も落ちぶれると大変だなあ。食っていくためには、こんな危ない橋まで渡らなければならないとは。でもアムウェイが未だに大きな顔して商売続けているんだから、それほど危ない橋でもないんだろうか。今更マルチの世界に参入しても、あらかた古株に食い尽くされているとは思うけどね。 |
2007/3/10(土) 死ね死ね団の歌は覚えていなかった |
森進一と全面対決とか言っているが勝ったも同然の耳毛氏だが、耳毛氏と言えばレインボーマンである。レインボーマンは、実写版を観ていた。それどころか、なぜか我が家にレコードまであった。レインボーマンの相手は死ね死ね団だが、Wikiなどで検索していたら、私が「死ね死ね団のテーマ」だと思っていたのは「あいつの名前はレインボーマン」という歌だったことが判明。人間の記憶って、いい加減なものだな。 レインボーマンとは7つの化身に変身して死ね死ね団と戦うヒーローで、インドでダイバ・ダッタという行者に教えを受け、日本に帰ってきてから戦いを開始する、ということくらいしか覚えていない。毎週観ていたのになあ。Wikiによると、子供向けとは思えないシビアな内容で、たとえば死ね死ね団とは日本人を激しく憎むヘイト団体であるとか、日本人にあやしい薬を与えて堕落させるとか、偽札を大量に作って金融恐慌を起こすとかいう死ね死ね団のやけにリアルな作戦とかね。ウルトラマンみたいに、ただ怪獣が暴れまわってそれを倒しておしまいというのではない。死ね死ね団の構成員も、ごく普通の人間ばかりだし。なんだか現代の世の中を予言されているようで、耳毛氏の先見の明に恐れ入った次第。 しかも主人公だって、お金が必要だからと拳闘カジノで設けようと外国へ高飛びするとか、ヒーローは完全に善だというところから外れている。インドの民族紛争や、折角生を受けても戦いをやめない人間たちなど、子供番組とは思えない内容。もう今では放送できないというが、昔はおおらかな時代だったわけで。 で、そんな番組を毎週観ていた自分がどうなったのかというと、ごくごく普通に育った。特に悪くもよくもならず、とても平凡に育ったと思う。まがりなりにも仕事にも就けているわけで、なんとか社会生活は普通に送れている。当然だが、前科者になったこともない。少年時代に補導されたこともない。そんなもんだ。 |
2007/3/9(金) もう花粉が飛んでいるそうです | |
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この時期に風邪をひいて、しかもそれが鼻ムズムズくしゃみ連発だったりすると、「つ、ついに自分も花粉症に?!」とびくついてしまうのだが、今年も普通の風邪だったようで、よかったよかったと胸をなでおろしている。 粘調性のない鼻水だったので、うっかりしていると知らない間に垂れてくるので大変だった。鼻の下が、真っ赤になってしまった。 そこで、普段は駅前でもらうティッシュですませているこの私が、高級ティッシュを買う羽目に。買ってきました、「鼻セレブ」。もー、名前だけで笑える。何がセレブなんだかわからんが、やはり使い心地はなかなかいい。それに可愛いでしょ、パッケージが。アザラシのゴマちゃんと、もう1つはうさぎだった。 ところでうさぎだが、見た目が可愛らしいと得ばかりという動物の1つだろう。あの見た目で猛獣のように気性が荒いとは思えないが、うさぎはなかなかのものなのだそうだ。洗うのにも麻酔を打って洗う場合もあるそうで、凶暴なものが多いらしい。私は学校で飼育係などをしたことがなかったので、うさぎと触れ合う機会もなかったのだが、飼育係の同級生からは、凶暴エピソードは聞いたことがなかった。しかしトリマーなどの間では、怖がられているペットらしい。 人間も見た目がいいと、能力を高く評価されることが多いらしいし、やっぱ見た目がいいというのはお得。でもよくしたもので、人間の場合は年齢とともに、中身が外見に影響を与える。着ている服とか顔つきなどが変わってくるから、自分ではどうすることも出来ない造作の問題だけではなくなる。やはり人間、鍛錬が必要ということだな。でも怠け者の自分には、無理。 |
2007/3/8(木) いじめと犯罪 |
同級生達に睾丸を握りつぶされた12歳の少年が3990万円の損害賠償の裁判を起こしたそうだ。うーん、第二次性徴前の少年の睾丸1個、精神的な賠償額も含めて3990万円ですか。これって、安いのではないだろうか。今後成長の面で影響が出たり、就職や結婚に影響したりして、とてもこんな金額では間に合わない気がするのだが。大体民事は勝っても賠償額満額は珍しいくらいだし。 しかし学校の態度も、よくわからん。いじめをなかったことにしようと躍起になっているようだが、もうここまできたらいじめがあったとかなかったとかどうでもいいだろ。立派な傷害事件なんだから。なにせ内臓破裂ですよ。下手したら、死んでたかもしれないんだからね。いじめはなかったけど殺人未遂はありました、ってのは、言い訳にもならないと思うが。ふざけあっていての過失ということになれば、学校の責任は軽くなるとでも思っているのか。それにしては「また元気で学校に来るように」など、被害者のことを何も考えないようなことを言ったらしいし。いけるわけないだろ、そんな恐ろしい場所に。 今のいじめは、昔とは確実に違う。もういじめなんてものではなく、完全に犯罪に移行している。犯罪はしっかりと取り締まれ。どうせ加害者はそれほど罪悪感を感じていないのだろうから、少年だろうがなんだろうがきっちりと前科者にしてあげて、社会的な制裁を与えたほうがよい。 三輪明宏が子供の頃、クラスにヨイトマケの子がいたそうだ。その子は貧乏だというのもあって、いつもいじめられていた。ある日いじめっ子達が学校の帰りに、そのヨイトマケの子の後をついていったら(おおかたからかってやろうとでも思っていたのだろう)、丁度その子の母親が土方仕事から帰ってきた時だった。泥だらけの母親は自分の子供に近づくと抱きしめて、その子の垂れている洟を口ですすってあげたのだという。いじめっ子達は、それを黙って見ていた。そして、からかうこともなく帰って行き、それっきりその子に対するいじめはなくなったという。その母親の姿から、三輪は「ヨイトマケの歌」を作った。 昔もいじめっ子というのは居た。しかし、彼らは「絶対にやってはいけないこと」を学ぶ力もあったし、その親子の姿を見て何かを感じ取るデリカシーもあった。今のいじめっ子には、それがない。普通の人間として当たり前の感情もない彼らが大人になって、いずれは親になる。 格差格差とあちこちで言われるが、格差というのは収入だけの問題ではない。人間性の格差もある。今後格差はどうなるのだろうか。ますます広がるとしたら、10年後は一体どうなっているのか。考えると、ぞっとするような話だ。 |
2007/3/7(水) Neoがまた始まる |
「サラリーマンNeo」が4月からまた始まるらしい。勿論再放送じゃなくて、Part2ということで。 普段NHKの悪口言ってはいるんだが、なんだかんだ言って結構好きな番組も多い。んで、Neoの次シリーズというのは、正直嬉しい。サラリーマン体操とか、YouTubeで見れたんだけど、いつの間にやらデリられていたりして、残念に思っていたんで。前シリーズ以上に面白いのを、期待しています。 |
2007/3/5(月) 喧嘩より、耳毛 |
森進一と川内康範の喧嘩そのものよりも、とにかく川内氏の耳毛が気になって仕方がない。どこからどうやって生えていて、一番長いのは何cmくらいあるのかとか、興味は尽きないな。 「まんが日本昔ばなし」「レインボーマン」なんかを作った人という認識しかなかったけど、かなりの大物みたいだね、川内氏は。森進一のほうが名は知られているだろうけど、そんなの問題にならないくらいの、昭和の有力者らしい。 ま、有力者であろうとなかろうと、とにかく今一番気になるのは耳毛。 |
2007/3/2(金) 何故に最近、バブル回顧が目立つのか |
最近テレビなどをみていて感じるのは、やたらバブルを持ち出すということだ。フジでは阿部寛が「バブルの崩壊を止めてくれ!」なんて女の子に頼んでタイムマシンで送り出す映画だかドラマだかの宣伝をしているし、カノッサの屈辱の一夜限りの復活はするし、ウゴウゴルーガのDVDは発売になるし、バブルガムの歌のカバーは出るし・・・・・一体どうなっているのだ。そんなに皆、バブルが懐かしいのか? 自分はバブルの恩恵を全くといっていいほど受けていないので、一般人までホリエモンのように金に狂ってしまって、人生の舵を思い切り悪い方向にきってしまった人たちが激増したバブルなんぞ、あまり好きになれない時代なのだが。でも確かにあの時代は、町に出ても皆うきうきしていたように思う。あくまでも、今思い返すとだが。自分の懐具合がたいしたことなかったので、リアルにその空気を感じ取ることは出来なかった。ただただ、享楽的な世の中になったなということ程度しか感じられず、そんな巨額の金があちこちで動いていたなんて、幸いなことに知りもしなかった。昔も今も、自分は呑気だったのだな。まあ目ざといことが幸せとは限らないということもある。自分にとっては、よかったと思っている。 で、何故今バブルなんだろ。わからない。バブル時代にいい思いした人間が、半ばノスタルジーで番組作っているのか?確かにバブル君と言われる世代の人間たちが、年齢的にも力を持つようになってきたというのはあるだろう。それだけなのかなあ。 マスコミがやっていることは、何かしら裏があったりすると思っている。キャンペーンはるようなものは、何か目的があるはずだ。考えすぎかな。そうだといいけれど。 |
2007/3/1(木) カバーバージョン |
過去の名曲をカバーで聴くと、非常にがっかりすることが多いのは私だけだろうか。殆どの場合カバーというのは、本人以外の人間が歌っている。レベッカみたいに、自分たちの曲をカバーするというのもあったけどね、あれってどんな意味があったんだろうね。まあこれは特殊な例で、まず殆どは他の人が歌うわけだ。元歌の雰囲気をそのまま踏襲してもしなくても、大概はがっかりさせられてしまう。不思議なほどに。 たとえば最近では、バブルガムの「won't be wrong」(だったっけ?スペル、これであってたっけ?)がカバーされている。偶然流れているのを聴いたのだが・・・うーん、所詮カラオケなのだな。元の歌の雰囲気を踏襲しようとしているのだが、カラオケでしかない。そうとしか聞こえない。 それから、中森明菜が「異邦人」をカバーしていたが、これも何の工夫もなく、ただたんに歌っているだけの代物だし、椎名林檎の「木綿のハンカチーフ」にいたってはお話にならない。太田裕美が歌うと清楚な少女が哀しみをこらえている姿が思い浮かぶのに、林檎バージョンではヤンキーがアイラインを含んだ黒い涙流している様を思い浮かべてしまうのは何故だろう。 やはり「歌は世につれ、世は歌につれ」なのだな。その曲が流行った理由というのは、その曲のよさだけではない。その曲が流行るだけの時代背景だったということだ。バブルガムの歌は、バブルの頃に流行った。あの時代に聴くからよかったのだと、私には思える。今同じ曲を新曲として出したとしても、あの時代ほど売れないだろう。「異邦人」も「木綿・・・」も同じ。今ピンクレディがデビューしても、あんなに爆発的なヒットには絶対にならないだろうし。 それぞれの歌には、思い出がある。歌というのは不思議なもので、その歌が流行っていた頃の自分を思い出す。カバーというのは、その思い出に無理やり上書きされてしまうような印象がある。太田裕美の高い声を真似て一生懸命声を張り上げた子供時代のささやかではあるが楽しい思い出に、変な上書きはされたくないというのが本心だ。つまり私にとってカバー曲というのは、自分の思い出が一杯詰まった秘密の部屋に、土足で他人が上がりこんできたようなものでしかない。 だから、どちらの歌い手のほうが優れているとか、そういうことは全く関係がない。自分の思い出を壊したくなければ、カバーは聴かないほうがいいのだろう。でもラジオから不意打ちで流れてきたりするから困るなあ。防ぎようがないこともあるし。もうね、カバーなんてやめて欲しいんだよ、本当に。 あ、でもイーグルスの「ホテルカリフォルニア」を狩人がカバーしてたけど、ああいうのはOK。だって、すでに全く別の曲だもの、あれ。伊集院光が「アメリカのホテルカリフォルニアのはずが、なぜか鶯谷のホテルカリフォルニアに」と言っていたが、ほんとそんな感じ。あそこまで行けば思い出に対する破壊力なんてないし、笑えるからOKかな。別の意味での破壊力は十分だけど。 |