2007年1月
2007/1/26(金) 番組の裏にあるもの |
しかし銭金はつまらなくなったな。あの番組のよさは、「こんな人、公共の電波で流していいの?」と思ってしまうような危ない人たちが出てくる点だったのに。ゴールデンタイムにうつると聞いた時から嫌な予感はしていたが、予想通りになってしまった。田舎で自給自足している人を、貧乏というカテゴリーに分類してしまうのは、少々乱暴すぎないか。そもそも、この番組の最初のコンセプトから外れているではないか。バイトしながら都会の狭苦しいアパートで生活している人たちを見るのが楽しかったのに。もう深夜枠の頃観ていた視聴者は、離れてしまっただろうな。マシューTVも、深夜枠のままでいて欲しかった。 銭金に限らず、最近は「月10万円以内でこれだけ豊かな暮らし!」みたいな、地方へ誘う番組が多く組まれているようだ。やはり団塊が定年を迎えるにあたっての、地方への誘致なんだろうか。テレビでは地方へ移住して成功した例しか放送しないが、その影では数え切れないくらいの失敗例があるはずだ。マスコミは無責任なので、番組さえ作れればいいし、その番組を観て真に受けて移住して失敗したって、責任なんかとってくれないからなあ。全く知らない土地へ行って暮らすというのは、それなりに覚悟が必要だと思うし、順応性も必要だ。生半可な気持ちで移住すると、苦労すると思うけどなあ。 田舎暮らしと同様に、最近よく見かけるのはマグロの番組だ。ドラマでもドキュメンタリーでも、とにかくしつこいくらいマグロ。これも何か裏があるのかなあ。マスコミが必要以上に煽るものは、金が絡んでいるかプロパガンダだと思ったほうがいいので、マグロ漁師の人たちもあまり喜ばないほうがいいのかもしれない。かけた梯子をはずすくらいのことは、マスコミは平気でやる。そのうちマグロの漁制限なんて話が本当に出そうだし、庶民にとってマグロは高嶺の花となるかもしれないね。 |
2007/1/22(月) 液晶テレビ |
20年にわたり私にくだらない番組を見続けさせてくれていたブラウン管のテレビが、先日寿命をむかえてしまった。私はもともと電化製品の持ちがなぜかよいのだが、あのテレビもよくもってくれたものだと思う。もっとも私は、それほど熱心にテレビを観ない。「絶対に観ないと!」と力が入っているのは、「タモリ倶楽部」と「ふだん着の温泉」くらいのものだ。あ、「ザ・ノンフィクション」もあったなー。でもあれ、最近は昔のノンフィクションから路線がずれてきているんだよね。観ていると陰鬱な気分になったけど、やっぱり昔のノンフィクションのほうが好きだったな。生きるのが下手な人たちの波乱に富んだ人生は、どんなドラマよりもドラマチックだった。もう続編を作れないものもある(畠山みどりさんのとか、アル中鵜浦さんとか)けど、続編作れるものは作ってくれないかな。友和くんのその後も気になるし、やっぱりなんと言ってもバリ島の第二夫人が気になって仕方がないし。傑作選の再放送も、頼む。 というわけで、壊れたテレビの代わりを買いに行った。部屋が狭いので、選択の余地なく液晶となる。しばらく考えて、26インチのビクターのを買った。前のテレビもビクターだったし、今度も長持ちしてくれるかな。 で、10万でお釣りがきた。これにはびっくりした。これでまた20年もってくれれば、かなーり安い買い物となるな。このテレビを買い換える時には、どんなテレビが主流になっているんだろうか。これでしばらくはひと安心というものだ。 |
2007/1/21(日) 納豆、売場に戻る・・・か? |
「あるある大辞典」なんて私はもともと習慣的に観ていないし、たまに観ることがあっても、その内容を信じようとまでは思ったことがなかった。ま、たまたま観たことがあった回が「血液型」とかだったからかもしれないが。「いまだに血液型正確診断なんてやってんのかー、大ボケだな」という感想しか持てなかったです。 で、今回の納豆ダイエットデータ捏造ですが・・・大体ね、納豆食べるだけで痩せるんだったら、水戸に肥満者は殆どいないことになるんだけど(水戸の人はやはり納豆をよく食べるらしい)。納豆は蛋白質が豊富なわけで、当然ながらカロリーだってある。動物性蛋白を減らして、代わりに納豆を食べましょう!というのならわかるんだが、ただ単に納豆だけを「余分に」食べても、やっぱ痩せないでしょ〜。 とにかく痩せたい人というのは「今すぐ痩せたい」「楽して痩せたい」と思っているものだ。これをよくわかっているのが、雑誌などに宣伝が載っているダイエット商品を出している会社なのだと思う。「楽して」というキーワードが大事。苦労してのダイエットなんて、誰も望んでいないのだ。 でもボクサーの減量の様子を考えてみると、短期間で減量しようと思ったら、並大抵の努力では駄目なんだろうな。普通に仕事をこなしながら、普通の頭脳労働を行いながらの急激なダイエットは無理だ。月に1〜2Kgずつくらいのペースで落としていくというのが、一見遠回りに見えても早道なのだろう。 異動する前の職場で、人知れずダイエットをしていたおばちゃんがいた。彼女が頼ったのは、カロリーメイト。「計算が楽だし、栄養バランスも問題ないはず」というのが理由だったが、半年たらずの間に見事に10Kg近くを落としていた。彼女のすごいところは、あきもせずにカロリーメイトを延々と食べ続けた精神力だろうな。彼女いわく「ものぐさだから、カロリーメイトに頼った」というのだが、食べたいものも我慢する忍耐力は、並大抵のものではなかったと思う。やはり結果を出すには、何らかの努力が必要なのだなあと思い知らされると同時に、根詰めて努力することが出来ない自分のような人間は、何にも達成せずに人生終わるのだなと感じた瞬間だった。 |
2007/1/20(土) 閉店 |
普段から買い物は出来るだけ小売店を利用するようにしている。大型スーパーへ行けば確かに品揃えは豊富だが、自分は買う商品が固定しているような場合が多いので、多くの商品と見比べる必要もないし、やはり地元の小売店には、長いこと頑張って欲しいと思っているし。値段も実はそれほど変わらなかったりする。幸いながら私の住む地域には、まだ小売店が多く残っている。あやしい感じのする安売り屋はもともと嫌いなので、足を踏み入れないことにしている。 今日、仕事の帰りに思い立って、乗換駅で降りてみた。その駅の近くに商店街があったことを思い出したからだ。しかしその商店街は結構寂れており、たまに歩行者天国をやったりする日以外には、人通りははっきり言って少ない。 もう夜と言える時間だったので、昔からの商店街は早々にシャッターを下ろした店が多かった。なんとなくぶらぶらしていると、1軒の店のシャッターの前に貼り紙を発見。読んでみると、閉店の挨拶だった。その店は、明治39年に創業し、今年でちょうど100年目を迎えたと書かれていた。創業100年で廃業したのか。戦争すらも乗り切ってきたというのに、今の景気は乗り切れないということなのか。間口の広いきれいな店だったが、お客はよそへ行ってしまったのか。こんなに人口の多い地域だというのに。 私はこういう光景を見たくはない。なので、できるだけ小売店で買う。駄目な小売店も勿論あるが、優良な小売店がなくなっていくのは忍びない。さて、明日も商店街まで買い物に行くとするか。 |
2007/1/18(木) 再生は、そう簡単ではない |
新潟の出湯温泉の露天風呂が、昨年10月に閉鎖になっていたそうだ。知らなかった。この露天はテレビの番組の中で作られたものなのだが、私はたまたまこのテレビを観ていた。で、テレビ局の露天風呂や名物料理という安易な提案に、しらけたのを覚えている。出湯温泉の立地条件や特色などを全く無視した、番組制作のための企画だった。こんなことやったって絶対に駄目に決まってる、と思ってはいたが(事実、本家のページに散々書いた)、やっぱり駄目だったか。 出湯温泉は、はっきり言って地味な温泉地かもしれない。でもお湯はいいし、湯量は豊富だし、温泉好きから見ると、かなりいい線いっている温泉だと思う。まあテレビ局は自分の番組作りのために五頭温泉郷を利用したわけで、親身になってくれているわけではないことは百も承知であるのだが、それでもなんだか胸が痛む番組だったのだ。 伊豆稲取温泉観光協会の事務局長への応募が800人にもなったそうだ。それなりの高待遇ということなので、この不景気な時代には魅力的な話ではあろう。しかし、観光地の再生というのは、本当に難しいものだ。 過去には自力でジリ貧の状態から抜け出した温泉地が沢山ある。小野上温泉、黒川温泉、乳頭温泉、湯原温泉・・・それぞれ独自に工夫をしており、全て方向性が異なっている。共通して言えることは、どこもかなりの努力をしているということだけだろう。 高待遇であるからには、今の時代はそれなりの結果を出すことを要求されると思う。稲取の新しい事務局長がどなたになるのかわからないが、活気のある温泉街を作って欲しいものだ。よその温泉地の成功した方法をそのまま真似しても駄目だろうし、難しい仕事だと思う。しかし難しいからこそやり甲斐もあるだろうし、心から期待したい。 |
2007/1/14(日) スパム9割、上等だぜ |
友達なんてレベルの高い交友関係は私にはないので、来るメールはほぼ100%がメルマガとDMとスパム。まあこれは仕方がないといえばないのだが、やはりスパム9割ってのはねえ・・・。ノートン先生のお仕事なのか、殆どが文字化けしているので、削除自体は楽である。しかし、うざい。旅行などで数日間留守にすると、300通くらいのスパムが来ていたりするw スパムはタイトルだけ見ると全てエロ系か金がらみなのだが、こういうのに引っかかる人って、いまだにいるのかな?「お久しぶりです」なんてタイトルならまだしも、「ホテルでの写真、見ていただけました?」なんてのをクリックするヤツがいるなんて、信じられないのだが。どうせなら「主人が大アリクイに殺されて1年がたちました」くらいの工夫したタイトル望む。 |
2007/1/10(水) ギガ、テラという単位が普通の時代なのに・・・ |
プロバイダ責任制限法のガイドラインが発表されたようだ。ネット上で誹謗中傷された側がプロバイダにそのことを訴えると、その「誹謗中傷とされる書き込み」をした側の個人情報を開示するというもの。誹謗中傷の基準は非常にあいまいで、しかも個人のPCから書き込みをしたのでない限り、ネットカフェとか串とかは個人の特定なんて出来ないし。まあ、色々な点で穴だらけであり、言論弾圧にいたる危険な法案ということだ。 で、テレコムサービス協会とかいうところのトップページに、それに関するpdfが置いてある。意見も募集しているようだ。でね、この法案の内容についてはともかく、その意見募集の方法の1つに「フロッピーディスク」とあるのですよ。勿論メールでもいいんだけど、郵送の場合はこの時代にFDで送れと言っているわけですよ。フロッピーですよ、フロッピー。 私が一番びっくりしたのは、そのことです。 |
2007/1/8(月) どーもハッピーマンデーに馴染めない |
今日って成人の日だったのか。公民館の前の人だかりを見るまで、気づかなかった。1月15日が成人の日ってのが当たり前で人生の大部分過ごしてきたから、未だにハッピーマンデーには馴染めない。体育の日や敬老の日も、新しい日に馴染めない。 成人式ってのも、自分が出席していないので、あまり真剣に考えたことない。バイトしてたな、自分の成人式の日はwバイト先のおばちゃんたちに「あれ、あんた成人式は?」とか聞かれたけど、「ああ、そうですね」で済ませてしまった。 しかし、公民館の前の人だかりを見ると、この時代でもやはり女性は振袖、男性はスーツか袴で成人式出席するんだね。こういうのって、もう廃れたかと思っていたけど、まだまだ残っているもんだ。もっとも親が世話を焼きたがるのかもしれん。自分の娘息子の晴れ姿、ご近所にも披露したい!と思ったりもするんだろう。で、子供のほうも親が買ってくれるっていうのなら、と喜んで甘えてしまうと。振袖とか羽織袴なんて、成人後の人生で滅多に着る機会なんかないんだが、まあこれも伝統ってことなんでしょうかね。 ともあれ、晴れてよかったですね、私の居住区の新成人の皆さん。あれだけきれいな格好している人が大勢いると、さすがに雨や雪だと気の毒というものだ。晴れるにこしたことはない。 |
2007/1/7(日) 残業代 |
ホワイトなんたらで、サービス残業が合法化されてしまうらしい。生まれてこのかた、残業代なんて殆ど支払われずにきた私だが、それでもこの制度はちょっとね。嘘か本当か知らないが、アメリカなんかはタイピング中に就業となると、単語が中途半端でも仕事を終えて帰ってしまうと学生の頃に聞いたんだが。日本人はまずそんな行動はとらないし、外国みたいに仕事の分担がきっちりしていないから、まだ仕事が終わっていない人が残っていれば、手伝ったりするもんだし。成果主義ってのも、はっきりと数字に表れるような仕事ならともかく、評価すること自体が無理なんじゃないかなあ。 そういや以前聞いた話だが。ハワイに最も多く訪れる観光客は日本人だが、その日本人にとても評判のいいホテルが1軒あるという。ワイキキビーチにあるホテルらしいんだが、ここのホテルは労働者のユニオンに加盟していないらしい。私も事情はよくわからないんが、ユニオンとは労働組合みたいなもので、このユニオンに入っていると契約した仕事以外の業務は断る権利があるのだそうだ。つまり、掃除のおばさんが廊下にいたからといって、掃除以外の用件を伝えても全く取り合わない。係の人間に伝えてもくれない、ということらしい。ユニオンに加盟してないこのホテルの従業員は、その点をフレキシブルに対応してくれるというもの。つまりは日本のやり方と似ているので、日本人の評判がいいのだそうだ。もっともこれは十年以上前に聞いた話なので、現在どうなっているのかはわからない。 日本では担当ではなくても、その担当の人間に伝えてくれるくらいのことは、ホテルでなくても当たり前にやる。それで当たり前と思っている日本人社会に、外国の方法を一気に取り入れても、混乱するだけで成果が望めるかどうか。大体日本人というのは、個人プレーよりも団体戦のほうが得意な人種であって、個人個人が「他人を出し抜く」ことを目標にして、自分の周囲は全員敵という殺伐とした考え方に、そう簡単に移れるわけがなかろう。よしんば移れたとしても、その時点で日本の強さはなくなる。日本のお家芸ともいえる「集団になったらどこよりも強い」を発揮するには、昭和のやり方が一番いいように思う。 |
2007/1/6(土) 怠け癖がつくのは、歯肉も同様 |
就寝前の歯磨きは、丁寧に行っている。普通に歯磨きした後、歯間ブラシやフロスで丹念に歯の間を掃除するというだけなのだが。それでもやらないよりはいいと思っているので、続けている。 それから、定期的に近所の歯科医に行って、歯石や着色の除去を行っている。先月も行ったのだが、クリーニングが終了した後、衛生士さんに「右の裏側の磨きが甘い。ブラシをかけただけで、他はなんともないのに、右の裏だけがじわーっと出血してくる」と言われた。普段からしっかりと磨けている部分は、歯肉自体も鍛えられているということらしい。なるほど、と右側とくに裏側をしっかり磨くように心がけた。 さて、年末の旅行である。旅行にはいつも歯ブラシセットは持参するが、歯間ブラシやフロスは持っていかなかった。なんつーか、旅先でまで時間かけて歯のお掃除するのは、なんとなく面倒だったから。 普通に歯磨きをするだけの旅行が終了し、帰宅後初めての就寝前の歯磨き。新しい歯間ブラシをおろし、久しぶりに歯の間の掃除を鼻歌まじりに行っていたら・・・歯茎のあちこちから大出血!歯間ブラシをかけると、そこからどんどん出血してきた!ひ〜。たった1週間ブラシをかけなかっただけで、こんなことになるのかよ〜。歯肉が鍛えられるのはわかったけど、歯の間のわずかな肉も、たった1週間でこんなに怠けてしまうとは。さすが親も太鼓判を押すほどの怠け者の私の歯肉、あっという間に堕落するんだなあ。 うがいの水は真っ赤に染まり、翌朝起きた後も口の中が生臭かった。あー、気分わりー。 翌日の夜、恐る恐るブラシをかけるが、全く出血はない。叱られるとやむなく仕事しだすヘタレの私の一部だけあって、たった一日で回復したようだ。今度から旅行にも歯間ブラシを持っていくことにしよう。 |
2007/1/4(木) 謝罪で始まるNHKの今年 |
NHKの紅白でのよからぬ演出が話題になっているようだが、あれってNHKには全く知らせずに、DJ・OZMA(大体これ、誰よ、知らんよ)が勝手に演出したものなのかなあ。紅白はしつこいくらいリハーサルするっていうし。どうなんだろ。どっちでもいいけど、悪い意味で話題沸騰って、幸先悪いスタートになっちゃいましたな。 色々なブログを巡回しているが、この話題はかなり多くとりあげられている。そして1992年にも、本木マサヒロ(元少年隊)がコンドームを膨らませてザビエルの襟のように飾り、さらには膨らませたコンドームを抱えて歌い、最後にはそれを割るという結構な「大事件」があったらしい。知らなかったなー。YouTubeにアップされている動画も見たが、どうも本当のようだ。この演出にどういう意味があるのか、さっぱりわからない。あの時代にネットがあったら、きっと大変な騒ぎになっていたことだろう。運の強いやっちゃ、モックンは。 それよりも私が唸ってしまったのが、そんな昔のビデオをしっかりと保存してあって、デジタル化してアップしてくれる人がいるということだ。私なんざ、ビデオ時代のものは殆ど始末してしまったというのに。たまにかなり古い番組がアップされているのを見ることがあるが、本当にマメな人というのはいるものだ。感謝しなければ。 自分も一応「永久保存版」と決めているものは、一応ある。「刑事コロンボ」と「ふだん着の温泉」は、私の老後の楽しみに撮ってありますが、老後がきちんと訪れるのか、それが問題。 |
2007/1/3(水) 生活リズム |
どうも時間の感覚というのがなくなっている。旅行中は、あんなにきちんと規則正しい生活を送っていたのに。 正月気分などあまりないまま年を越してしまったが、それでも正月ボケのような状態になっているのが、なんとも納得いかない。 ともかく、明日から普通に仕事だし。う〜ん、復帰できるんだろうか。今のように、呆け呆けのままで画面に向かっていそうな気がする。 |
2007/1/2(火) 謹賀新年 |
明けましておめでとうございます。今年も色々とつまらないこと記述していきますが、よろしくお願いいたします。 年末から元旦にかけて、例によって東北方面へ旅行に行っていた。今年は雪が少なかったので、運転はかなり楽だったのだが、やはり雪が少ないと夏場の水の問題とか、畑の問題とか色々あるらしくて、やはり雪が降る地方にはある程度は降ったほうがよいという意見もあるようだ。 でもやはり、雪下ろしや雪かきなど「北国だけの労働」というのは少ないほうが絶対に住民は楽だろうな。夜明け前に車を走らせていて、民家の前を小さな体のおばあちゃんが一生懸命雪かきしているのを見たりすると、胸が痛む。あのおばあちゃんも、今年度は昨年よりも「少しは」楽ができたのではないかな。 しかし去年あれだけ降って、今年はこんなに少ないとは、うまくいかないものだ。やはり天候だから、人間の思うようにはならないことはわかっちゃいるんだが、昨年の豪雪と今年とならしてくれたらなあなんて思ってしまう。 私は雪の苦労のない土地に住んでいるので、現地の人たちの苦労を身にしみて知ることが出来ない無責任な立場だが、やはり雪かきなどの労働は軽減されたほうがいいように思う。自治体も無駄な箱物なんか作らないで、雪かきや雪下ろしにお金使えばいいのにね。老人しかいない家では、もっぱらその土地の若者のボランティアに頼っているようだが、農閑期のベテランを1軒いくらでやとえばいいのに。そういうことにお金が使われるなら、誰も文句言わんと思うが。 |