2006年12月


2006/12/20(水)         焼肉のタレの立場はw
山中で遭難した男性が焼肉のタレだけで生き延びた!とワイドショーやニュースは盛んに騒ぎ立てていたんだが、どうも違ったらしい。発見されたとき、この人は仮死状態だったらしいね。体温22度だって。すげー。仮死じゃなくて、普通なら死んでるよ、とっくに。
時々「仮死状態になって生還」とか聞くけど、そんなに頻繁に起こるものではない。体温が下がってしまえば、仮死状態に入るよりも凍死する人のほうが圧倒的に多いだろ、どう考えても。この人は色々とラッキーな要素が絡み合って生還することが出来たんだろうな。まさに奇跡だな。よかった、よかった。
しかーし、テレビで嬉々として焼肉のタレの解説をしていた人たちには、ちょっと気の毒な話題かも。コメンテーターなんぞはどうでもいいが、焼肉のタレの会社の社員さんね。きっと営業なんかは、「防災リュックに焼肉のタレを1本入れるように働きかけよう!」とか考えていたに違いない。

まーでも、焼肉のタレは、美味しいからね。焼肉だけじゃなくて炒め物なんかの味付けにも使えるし、用途が広い。どんなものでもタレの味に変えてしまうので、好き嫌いを言ってごねている子供をごまかすのにも使えるし。防災袋に入れておいても、悪くはないと思う。あのタレをつけるだけで、かなりのものが摂食可能になりそうだから。

2006/12/15(金)         湯の花が合成できるとは
草津の「天然湯の花」が、一部合成ものだったようで。ちょっとびっくりしている。
草津に行けば、円錐形の容器に入った湯の花(1500円)と、駄菓子屋で売っているポン菓子みたいなビニールに入った湯の花(500円くらいだったかな?)の2種類の湯の花が売られているんだが、土産物屋さんにどう違うのか?と聞いてみたことがある。すると、円錐形の高いほうは湯畑で採れたもので、ビニールのものは山のほうで採れたものだと説明されたのだった。へーそうなんだ、やっぱり湯畑のものは高いんだねえなんて何となく納得してしまったりしたんだが、どうやらまがい物だったらしい。というよりも、まがい物も混じっていたというべきか。湯畑で採取される湯の花は、せいぜい5000個くらいにしかならなくて、需要とかみ合っていなかったから、ついついまがい物を出してしまったんだろう。
5000個も採れるのなら十分じゃないかと思うが、そこは東の横綱草津温泉、そんな数では足りなかったのですね。数が少なきゃ少ないで、もっと値段をあげるという手もあったのに。そのほうが後々の評判を考えると、よかったかもしれない。今度草津に行ったら、よく見てみよう。前ほどは置いていないんだろうな。
ところで、もう1つの「山のほうで採れる」湯の花は、本物だったんだろうか。値段はそっちのほうが圧倒的に安かったんだけど、そっちに関してはニュースでは何も言っていなかったので、とても気になる。採取場所はともかく、湯の花としては本物だったりしたら、高いほうを買ってしまった人たちは、踏んだり蹴ったり。しかし売られていたものの中には、本物の湯の花もあったであろうから、それに当たった人はラッキーだ。合成ものと本物の両方をお湯に溶かして、違いを見てみたいなあ。

と、ここまで書いて、大きな間違いに気づく。ネットのニュースに円錐形の湯の花の写真が載っていたので、そっちがニセモノだと思い込んでいたが、改めて読み返すと、
500円の安価のほうが合成ものだったらしいです。というか、ちゃんと書く前に調べろよ自分。
ま、よくよく考えたら、610ハップだって合成なんだものなあ。合成も可能だよなあ。610ハップは大好きなんだが、家の風呂では使えないのが悲しい。

2006/12/14(木)         図書館の本
図書館の本を勝手に切り取ったり書き込みをしたりという被害が増えているというだけでなく、職員がやっている人に注意すると「どうしていけないの?」と聞かれたりするそうだ。まあ、大人が「子供の万引きくらい大目に見てくれなくちゃ」なんてことを公共の電波で言うようなこともあったし、公の精神が育っていないというのは、確かなんだろう。
切抜きをされるような本を自分が借りないというのもあるのだが、私は今のところそういう本を見たことがない。図書館から借りた本の中で不気味だったのは、全ての行の横に鉛筆でうすい線が引いてあったやつ。誰かが読みながら延々と線を引いていったと考えると、かなり怖いものがあった。読んだ部分に全部足跡つけているような感じ。

でも今までで一番腹がたったのは、
ページの間にさりげなくはさまっていた縮れ毛ですかね。

2006/12/13(水)         Winny作って有罪なんて
Winny作者に有罪判決。控訴するらしいが、当然だろうね。こんなんで有罪判決出たら、何も作れなくなっちゃう。
刃物にしても工具にしてもダイナマイトにしても、全て使用する側の問題であって、開発や製造サイドが罪に問われるなんて聞いたことない。
私はP2Pは全くやっていないので、その利便性についてはわからない。でも、この判決がおかしいということには同意する。

しかしこの金子さんって人、1ヶ月でWinny作ったんだって?しかも仕事の片手間に。すごいなあ。頭いい人って、いるんだなあ。
もとの職場の東大はクビになっちゃったみたいだけど、この人くらい優秀なら、いくらでも企業からスカウトが来そう。まだ若いんだし、こういう天才さんには、今後とも頑張って欲しいもんだ。期待してるよー。

2006/12/10(日)         既にオリンピックの準備がされていました
本日車で通りかかった場所にあったんだが・・・・・。
本当に東京で開催できると思っているのかねー。無理だと思うし、はっきり言ってやらないで欲しいくらい。
いくらだって他にやりたい国はあるんだし、ついこの間ワールドカップ開催国になったばかりなんだし。ちったあ遠慮して欲しいもんだ。今更オリンピック開催国でもないだろう。貧乏な国なんだから、余分な金を使わんで欲しいもんだ。

なーんて言いつつも、実はオリンピックにはろくに関心がない。たとえ始まっても、見ないような気がする。いつも見ないし。

2006/12/9(土)          でも怖さは叶姉妹のほうが上
石原真理子の記者会見写真、怖かったー。表情がね、もうね。元祖プッツン女優らしいが、そんな生易しいもんじゃない。
しかし今頃こんな暴露本出して、一体どうするつもりなんでしょ。「女優復帰をかけて」とかいってるけど、とりあえずお金に困っているというだけなんだろうなあ。こんなことしたら、今後一切仕事なんか来なくなるだろうし、そんなことくらいはわかっているとは思うが。
早めに普通の仕事に戻ったほうがいいのだが、周囲にそういうことをアドバイスしてくれる人がいないのかな。人脈が明暗を分ける芸能界で、自分に真摯にアドバイスしてくれる人を見つけることができなかったのか、それとも離れていってしまったのか。
こういう暴露本には全く興味はないんで、当然ながら読まないな。それに暴露する本人があまりに小物だと、余計に面白みがない。郷ひろみの「ダディ」は図書館で借りて読んだけどw

2006/12/8(金)          訃報から思ったこと
ついこの間知ったのだけど、ライターの永沢光雄氏が亡くなっていた。マイナーな人だと訃報もすぐに掲載しなくなってしまうので、気づかなかったのも無理はないか。なにせ自分は倉橋由美子氏の死亡も、1年近く知らなかったくらいだし。
永沢氏のライターとしての仕事は、実はよく知らない。唯一読んだのが「AV女優」というインタビュー集。題名どおり、AV女優ばかりにインタビューしたものだった。アダルト系の雑誌に連載されていたものをまとめたもので、2冊の分厚い文庫本になっていた。
今は昔と違って「脱いでくれればいい」の時代ではないので、AV女優の質も上がっているそうで、確かに結構可愛い子も多かった。でもどの女優さんも「病んでるなー」と思わせるようなうけこたえが多くてね。いや、返答はまともなんだが、語る内容なんかが普通じゃないというか。自分の知らない世界がここにある、という認識で読み始めたのだが、読んでいるうちに鬱になってしまうような本だったな。
その中でもっとも印象に残っているのは、小学校の卒業アルバムに「大きくなったらAV女優になりたい」と書いたという女優さん。そんなこと生徒が書いたら、止めろよ担任。それから「男性経験700人以上」を触れ込みにデビューした女優さん。後者は中学時代に教頭先生を除く全ての教師と関係したと話していた。
この女優さんたちがほらを吹いている可能性もあるのだが、こういう本が普通に出版されているというのに、警察は何をしているのだろうか。淫行教師を芋づる式に引っ張れるんじゃないの?先日話題になった、子供の遺体写真を載せているサイトにしたって、ネットユーザーが何人も警察に報告をいれていたというではないか。サイト管理者の父親が警察お人間だったから、特別にお目こぼししていたのだろうか。それとも、単に調べもしなかったのか。
自分たちでネタをみつけろというつもりはないが、市民が折角たれこんできたときくらい、美味しい話だと思って飛びついたほうがいいと思うんだが。忙しすぎて、そこまで手が回らないというのなら気の毒ではあるけどね。
あ、警察の中の人たちは、こんな本読んでないかw私が言いに行けばよかったのかな。もう古本屋に出しちゃったけど。

2006/12/4(月)          そのまんま東、宮崎県知事選に出馬?
選挙に出るために離婚までしたんだから、こういうことがあっても驚きはしないつもりだったが、結構驚いてしまった。
タレント議員やレスラー議員はもう沢山という気持ちもあるのだが、そんなことよりも今一番気になっていることは、
元旦の「お笑いウルトラクイズ」に、東が出場するのかどうかということです。

2006/12/2(土)          ロックウェルの絵
壁に隠していたロックウェルの絵に、17億円の値段がついたそうだ。絵1枚に何十億という値段というのはどういうものかということはさておいて、ロックウェルの絵は、いい。好きだ。
アメリカは歴史が浅い分、ヨーロッパなどに比べると芸術的な分野が弱く、庶民の風俗的な文化ばかりが目立っているように感じる。あとはポップアートとか。
ロックウェルの絵はものすごく緻密で、リアルに描かれているのだが、挿絵のようなとっつきやすさがある。それにやはり、題材の選び方がいい。家出少年と警官がカウンターでコーラを飲んでいるなんて題材は、ロックウェルがアメリカ人だったからこそのものだろうし。あれだけの絵が描ける人なのだから、ヨーロッパに生まれていてもそれなりに名のある画家になれたのだろうが、ああいう題材を描く人にはならなかったかもしれない。アメリカに生まれ、アメリカの文化を享受し、そしてアメリカが一番いい時代だった頃に生まれ育ったからこその、ロックウェルの絵なんだろうなあと思う。家族全員でクリスマスプレゼントの子犬を迎える絵とか、パーティの前に鏡の前でおめかしする少女とか。今回高値がついた「息子の旅立ち」にしても、眺めているだけで泣けてくる。無意識のうちに絵に物語を感じ、それを頭の中で思い巡らしてしまう絵というのは、そうそうあるものではない。絵そのものの才能だけでなく、絵画の対象の選択眼に優れた人だったのだろう。
十年以上前にロックウェルの展覧会が催されたことがあったのだが、人が多すぎて入れなかったものだ。結局、見られなかったのだが。残念だった。思えばあの頃は「古き良きアメリカ」というものを見せてくれる展覧会のようなものが、多かった気がする(雑誌「Life」の写真展とか)。

あと、アメリカの画家でロックウェルと同じくらい好きなのが、アンドリュー・ワイエスである。

2006/12/1(金)          Wiiは面白そうだなあ
プレステ発売騒ぎや任天堂のWiiのリモコンストラップぶっちぎれなど、最近はゲーム機関連のニュースが目白押し。YouTubeでWiiをプレイする人の動画を見たけど、その動画そのものが結構面白かった。もともと自分は運動オンチなんで、ゲームはパズルゲームのみと決めている。基本的に「延々と、だらだらと続く」ものは苦手で、その日その日できっちりと終わってしまうゲームのほうが好きなんで、RPとかも向かない。RPは他人がプレイしているのを後で見ているほうが楽しく(上手な人だとなお楽しい)、自分でやろうという気が起こらない安上がりというか、なんというか。パチンコなんかも、他人が打っているのを見ることは嫌いではないが、自分では全くやる気がおきない。
そんな私だからWiiも他人がやっているのを見るのが楽しかったりするのだが、珍しく自分でもやってみたいと思った。一度だけで十分だけど。

ストラップ切れが続出し、家具やテレビが破壊されている家庭が多い(笑)という件で、任天堂が注意を喚起したが、「ボーリングのゲームではリモコンを放り投げるのではなく、Bボタンから指を外すのが正しい遊び方です」と言ってもなあ。放り投げるほうがはるかに簡単だし、ボーリングだったら放り投げたくなるだろうし。ストラップを切れないものに変更したほうがいい。絶対にそのほうが楽しめる。ヌンチャク振り回して自分に当たるのは仕方がないが、ストラップ切れたらまずいだろ。
天下無敵の任天堂の法務部なので、法的な対処はしっかりしていると思うが、とにかく楽しそうなゲーム機だけに改善してほしいなあ。そういや、日本では明日発売ですね、Wii。

 

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